日月星辰ブログ

Vive hodie.

心機

さて。

いつの間にか、知らないうちに、月末になってしまった。光陰矢の如し、とはまさにこの事である。少年老いやすく学なりがたし、だ。

今は、——ツイッターにすらろくにログインもしないで、何をやっているかというと原稿をやっている。5月の。アンソロの。おそいんじゃないの、と言ってはいけない。文章というのは書かず読まずにいると本当に下手になるのだ。まじでまじで。

ようやくお尻に火がつき始めた……わけではない、3月当初から火はつきっぱなしである。下半身が焼けこげて初めて火事だ火事だと騒いでいるようなものである。そもそも、「びーえるって……なんだっけ?」みたいな、白なめこのような白痴っぷりで、いや本当にどうやってそういうのにもえを見いだしていたのか、分からなくなってしまった。

どうもよくない、とおもうのが、最近ツイッターでいわゆる「ネタ系」投稿をRTしてくれる人をフォローしだし、それにごくたまにいわゆる腐女子ネタが流れてくるのに、しばらく知らないうちに「ちがうちがう」と思いながら毒されてしまった。あの、「ほもくれ」とか「女は帰ってくれないか」みたいなのをネタにしてしまうデリカシーがいやだ。いや、デリカシーが無いなんて一言も言ってない。イノセントなとげ。自分にとげなど付いていない、とおずおずと、薄笑いすら浮かべてのたまっちゃう嫌らしい薔薇。

初めのうちは、「やっぱりそういうのがもえなんだろうか?」と何となく迫害ネタだったり、暴露ネタだったりを検討し、過去に買いあさった他ジャンルのどうじんしとかで、SMちっくなやつとか、「言葉攻めです」みたいなのを読み返したりしたのだが、根本的に、ぜんぜんうれしくない。これには密かに驚いた。なるほどとおもった。

私は……私は男同士のカップルがいて、それに萌えるとしても、ごく普通に愛し合ってほしい……迫害も、やんでれも、気違いじみた痴情のもつれも何一つ無いところでいい……。まじめなはなし。そういうのを「大好物です」とかいってよだれたらしているのはなんだかあまりにも。

もし自分がゲイだったら……黙殺しておいて影で泣くかもしれない、と思う。

カップルになる前の葛藤は大好物ですが、それって多分、男女の場合にも言える事……

あーそんな七転八倒のなか、「おさわり探偵 21/2」はちゃっかりクリアしたりしてる。会社の行き帰りにやった。うさんくさいサラリーマンがすき……

 

拍手いつもありがとうございます! 私の方はしばらく遠のいていたのに、5日を開けずに誰かが叩いてくれる拍手…… これはなんとしても、報いねばならぬ。