日月星辰ブログ

Vive hodie.

演義派、正史派、というのも愚かなり

演義・正史をなめ尽くして初めて、真の三国志通、というのではないか。

って、今後演義VS正史争いがあったら言おうと思います。

あまりそういう争いには巻き込まれませんが…

演義のここがちがう、あそこがちがう、というのはホント、不毛なのでやめてほしい。演義演義ですごく面白いし、そもそも各武将の人物像は、どちらかというと演義のほうがまあ現代人にも感情移入しやすいはずなんだと思います。

正史三国志を読んでいるとたまに、意味がわからないところないですか? 私にはあります。どうしてそうなるの、っていう。今後研究が進めば、分かるところも多くなってくるのだと思いますが、倭人伝ぐらいで邪馬台国論争などがおこるぐらいですから。(っていうか、正直陳寿裴松之にとってはどーでも良い箇所だったから、けっこうアバウトに書いただけなんじゃ……とは密かに思っている。人のすることだからね。人のすることだから。身も蓋もない)

大学時代は史学科にもちかいところにいたのですが、結局この「人のすることだから」みたいな気持ちが働いてしまって、ぜんぜん研究に身が入らなかったです。多分センスが無いんだと思う。史学的な。勉強全体に対するセンスがないです。多分。