日月星辰ブログ

Vive hodie.

29日は何をしたか。

 4月最後の2日、日記を書かなかったので、別に誰も聞いちゃいないと思いますが報告。
 29日>今度は池袋の「故郷」というモンゴル料理屋で羊パーテーを行いました。モンゴル料理屋の共通点として、「なんだかアイヌ料理屋みたいな雰囲気」というのがあることを発見しました。アイヌ料理屋にしばしば置かれる、クマの木彫り置物や毛皮、アイヌ語での挨拶の仕方を書いたのれんなどの代わりに、モンゴル料理屋ではラバ(らしき)頭部の剥製、チンギス・ハーンレリーフ、それに旭鷲山の写真が飾られるのでした。
 「故郷」、そんなわけで店内の雰囲気としては北海道にあるアイヌ料理屋のような、昔ながらの山とかにあるレストハウス国民宿舎とかなんとかとか、そういうキー・ワードが同類にありそう)のような、70年代の学生がドイツ語の登山用語を呟きながら髪の毛を七三にして訪れそうな、チロリアンハットをそっと脱ぎそうな、そんな案配です(訳が分からん)。フォークですフォーク。フォークの世界観です。
 牛乳酒が飲めます。度数はワインを少し強くしたぐらいからウォッカレベルまで様々あります。我々ははじめワインレベルからやり出し、焼酎レベルでちびちびやっていたら、店員さんがサービスで泡盛レベルのやつとウォッカみたいなやつを飲ませてくれました。店員さんの話によると、あちらの方はこれと一緒に例のしょっぱいミルクティを飲るんだそうな。確かに理はかなっています。水分と胃を保護する脂肪分を含んだミルクティは、二日酔いをうまいこと押さえてくれそうです。
 料理のほうは、巣鴨のほうと違っているところとしては、焼き羊肉が出るところ。焼いた方はバラ肉ともも肉の組み合わせで、丸ごと焼いたジャガイモと、半分づつに切って皮ごと焼いたにんじんが付いてきます。ワイルドです。ぶつ切り・骨付きの羊肉の煮たものが出るところは、シリンゴルでも同じ。羊の脂肪がみっちり付いた肉は、暖かいうちに食べないと、脂肪分が固まって真っ白になります。うわーカロリー高そう。でも美味いです。羊まみれになり、羊くさくなり、その晩歯磨きした歯ブラシに羊臭が染みついても、もう一度行きたい。
 モンゴル出身とおぼしき、美人さん4人組が、隣のテーブルで郷里の歌を歌っていました。それに触発された我ら4人は、その後パセラに河岸を変えて徹カラに。もう若くないんだから無茶はおよしなさいって。

 そんなわけで、土曜日の7時に帰宅・その後風呂に入って8時に就寝したのですが、意外と早く起きられて、13時にはご飯の心配をしていました。うむ。よい休日であった!