日月星辰ブログ

Vive hodie.

砂を噛む

時折小説を読んだり書いたりしていると、暖簾に腕押しというか、砂を噛むというか、正直何の役に立っているのか、異常な焦燥感にさいなまれることがあります。

だもんで、仕事の文献とか、テストとか、学術書とかを読むのとは違って、小説を読んでいる間はどうもおしりが落ち着かないのが元来で、…時間を忘れて没頭したことがあまり無いです。逆説的ですが、己にとって快楽であると思うことは、どうもあまり入り込んではまずい、と思っているフシがあるのではないか、と。べつにカルヴァン派ではないですけど、思うことがあります。

それを克服するには、それこそ、「祈り、はたらけ」の境地を思いながら、苦痛を苦痛とすべく、日々のわざとしてとらえたほうがいいのではないか、と思いだした次第ですが、となると、それは同人小説じゃないんじゃないの、と。

因果なものですが、今はどういうわけか、そういったマゾヒズムの境地にいるみたいです。