日月星辰ブログ

Vive hodie.

フランクフルト3日目

時差ぼけが一向に治りそうにない。

今やネットを当たり前に使っている、というのも、いつまでも日本のコミュニティに紐帯で繋がっている感じがしてよくないのかもしれない。今の時代、語学留学する人は相当意志が強くないと、母語を完全にシャットアウトするのは難しいだろう。

滞在期間もわずか4日だと、時差を治そうという気持ちにもならない。帰った時に辛いだろうと思うから。

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こちらに来て驚いたのは、いつまでたっても日が登らないことだ。初日も朝食の時間は6時からだと書いてあったので、6時を待って階下に降りようと思っていたのに、なかなか明るくならないものだから、いや流石に朝一番で行くのも気詰まりか、と思って6時半まで待ったのに、一向に明るくならない。もしかして、時計の時刻合わせ、間違えてるかなと思ってiPhoneを見ても、まあ6時半。

天気のチェックのついでに、アプリで日の出時刻を見てみたらなんと7時半。日の出の一時間も前じゃんね!

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ドライヤーがないから、朝バタバタで支度をするとなると致命的だったが、まあ4時に起きてりゃ自然乾燥でも大丈夫。

シャワーをあびたあと、原稿をしながら乾かし、今日はブースに10時でいいから、ゆっくり日の出を待つ。パン屋さんかよ。

朝食をゆっくり楽しむ余裕も出て来た。

こっちの丸パンは硬い。フランスパンと言うほどではないけど、似たような硬さである。苦労すればちぎったり噛み切ったりできる。

今日はサイズ小さめの食パンという感じのやつにしてみた。サンドイッチなどを作れるあれ。

トーストしてバターを塗った。

7時半くらいになると、食堂に人も何人かいて安心する。女子はパン一個みたいな人もいて、欲張りにたくさんとってて恥ずかしい。でもさー、現地らしいものなんてここでしか食べられないかもしれないじゃん…

 

ハムが3種類ある。全部とった。なんか野菜が入れてあるやつが美味しい。

あとはトマトときゅうり。チーズも2種類あって、チーズ好きには大変嬉しい。白いのはちゃんとしょっぱい。あとはシート状のチーズがある。日本のプロセスチーズみたいなやわさはなく、しっかりチーズだった。

牛乳は日本のが美味しい気がする…  

 

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この日もみっちり商談で、写真を撮る余裕はない。お昼ご飯くらい。これはジェノベーゼなんだけど、テキトーに茹でたパスタに、学生っぽいお姉さんがガバッとバジルソースをかけるという…

まあメッセ飯ですわ…

お昼とかに通訳の人と少し話せる時間があり、こっちの事情などを聞く。駅の周りは治安が悪いのが普通、と聞き、ひぇっ!とおもう。今泊まってるとこめっちゃ駅裏なんですけど…

しかも今日は会食予定…今から不安だ…タクシーで帰ろ……

16時ごろに軽くブランクがあったので、少しだけブースを回ったりはできた。

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イタリアの人の招きでイタリアン…時差ボケのせいで胃が縮こまってあまり食べられなかったけど、美味しかった。

ていうか、よく食べられたな…

タクシー相乗りさせてもらって宿に帰れた。歩ってたら怖かったろうな…

 

 

あくまで日本時間にこだわる。

夕方こちらで更新すれば、そちらの夜に記事が上がる、ということを学んだので、そのスタイルで行こう。

現地時間、10月10日5時41分。

ペンション、という肩書きに一抹の不安はあったが、それ的中した。一泊2万円程するけど、ベッドと風呂があればそれで満足、というホテル。清潔なのは素晴らしいが、いわゆるホテルを想像するとまあ全然違う。

ここで4日間過ごすのか…ドラクエの宿屋みたい…

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布団がぐちゃぐちゃなのは今起きたからです。

そういえば昨日の記憶が蘇る。わたしの前にフロントで話し込んでいたお姉さんが、「ドライヤー借りれますか」とか言ってたような気がする。ドライヤーがない。女子には何気にこれ、おおごとでありまして。

まあいいや…タオルで丁寧に拭いて、自然乾燥で…

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お風呂のようす。あるのはなんかボディソープみたいな物だけ。これで髪も洗った。

もともとたくさん物を持ち込むのは好きじゃない。郷に入っては郷に従えという。オシャレミニマリストがイマイチ信用できないのはこういうとこにある。度は身軽に、ってそれ、日本の手厚い旅館とかに甘やかされてるだけなんやないかと。ドイツは質実剛健、ほんとーに必要最低限しかなかった。

前にアメリカ行った時に現地の歯ブラシがでかすぎて辟易したのを思い出して、歯ブラシだけは前泊の宿にあったやつをがめてきた。これはなかなか賢かった。

しかしドライヤー……1980円くらいでドンキで買えるやつでいいんで!  欲しい!今一番欲しいのはドライヤーです!!

 

今日はみっちり商談です。

いま、現地時間19時50分。

へとへとすぎて後半は部長のカサカサになった皮膚とか見ながら、酒を過ごしてインスリン調整剤を飲むようになるとこうなるんだな… ヤダヤダ…とか失礼なことをつい考えてしまっていた。しかし禁酒の決意は高まった。なんか最新の研究によると、糖質とアルコールは身体を老化させるそうじゃないですかー。ヤダヤダ…

まあそれくらい呆然としていました。

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でも、朝ごはんの写真でアクスタ遊びをする気力はまだあった。朝はな。

女性も泊まってるんだけどなんとなく場末感が漂う物件…ベッドメイクは良いんだけど、来る途中の道がなんか治安悪いし…

夜19時になると暗くなるんだけど、それ以降あの通り徒歩で通りたくねー!ってくらいには柄が悪い。なかのスタッフはいい感じだし、泊まってる人もまあ普通なんだけど。

気のせいであって欲しい。

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やたら盛りの良いパスタ。駅の中のカフェで頼んだんだけど、安かった。

甘い飲み物天国で、ビール天国である。コカコーラとピルスナービールが同じ2ユーロで売られていて、これがドイツか…と思った。感動ポイントがおかしい。

 

人生初のトランジット便

思えば家族でトルコに行った時もイタリア直行便→イタリア観光、イタリア泊→トルコ  という旅程だったので、トランジットは初である。どがつく早朝、6時の便で羽田をでて、仁川。3時間あまりやることない上に、韓国ウォンもUSドルも持ち合わせがない。誤算すぎる。5000円くらいウォンに変えとけばよかった。

トランジットで入国手続き必要ないことも知らないから、税関の紙もらっちゃったじゃんね。

ご飯は機内で出るだろうしなー…しかしフランクフルトまで11時間、飲み物なしはつらい。

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クソ朝。

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機内食は照り焼き丼だったのに、たっぷりコチュジャンが付いてきたので、嬉々として使う。

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田んぼがあるせいか、日本とあまり違いがないように見える。川の名前がさっぱりわからないので、異国の地であることはわかる。

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富士山のデカさに驚いたりした。

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やることないから遊ぶしかない。

しかし2時間半で足がパンパンなのに、11時間乗ったら死ぬんじゃないだろうか。

 

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ほぼ12時間のフライト中、3かいご飯が出た。写真撮らなかったけどお昼に軽食のブリトー。早めに現地時間に時計を合わせたので、飛行機の人との解釈違いを起こす。夜ご飯に朝ごはんが出た。

ご飯と水は供給されるが、機内は真っ暗。原稿をすこーしだけ描いたりするけどさっぱり集中できない。隣の人が日本語わからんのは救いだった。

フランクフルトでは空港の写真は撮らなかった。へとへと。

 

 

出張前泊

ホテルに宿泊する方が、いえのごちゃごちゃしてる上になんとなく汗臭い布団で寝るのよりは絶対快適であることはわかっているのに、なんとなく家の方がよく休める気がするのは、ガチガチに地面に根をはる、オタク気質ゆえかと思っている。世の中には住処の方も徹底的に生活臭を消そうとして、ファブリックに臭い消しをかけたり、頻繁にお洗濯やひいてはクリーニングに出したりする人もいると聞くし、お風呂に入らないオタクの思考もまあその辺りにあると思うので、今後はなるべく、清潔な環境こそが我がテリトリー、と豚ちゃんかヤマメのように生きていきたいのだけども。

 

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ホテルに着いた途端にこういう遊びをする人間に果たしてそんなことがどこまで可能なのか。アルコール消毒液を持ち歩き、ベッドリネンを1年に一度、買い換える人間になれるかな  なりたいな!

とまれ、前泊である。正直、旅先の生活慣習も地理も言葉も至極曖昧なまま、あした早朝にはヒコーキに乗らなければならない。とてもでないけど清潔なホテルを思い切り楽しめない。

せめて仕事が少し落ち着いてきたら、ナイトライフに繰り出してみようかくらいの気持ちの余裕が出るかもわからんが、今はひたすらナーバスである。出入国審査とか久しぶりすぎて怖い。

一度、台湾の入国審査で、なんか書かなきゃならない紙を忘れて、たいそうな時間がかかり、空港を出たのが2時とかになったことがあった。二の轍は踏みたくないが、特に準備もしてないくらいやる気がどこかに行ってしまっている。

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もう生命線くらいになってるネットが頼りなので、ポケットWi-Fiだけは借りた。前日レンタルなのでわざわざ羽田まで一度行って、受け取ってまた宿に帰ってきた。明日の朝は送迎があるからいいけど。

ご飯はここらなら羽田まで行った方がなんかいろいろある…二尺五寸のそばとか食べた。

すっかりエアポートおじさん化してるが、ほかにめぼしい話題がない!あー、ゴールデンカムイ  の二期アニメ第一話は無事に見ました。

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もう少しで出発だーうわー

 

 

荷造りだけで気づいたら1時間がたっていて愕然と

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あと、ブルーレイの読み込みがいきなりポンコツになり、半ば絶望しながら録画予約だけしました。

ブルーレイブランクメディアが思ったよりたくさん出てきていいんだけども、何を録画したかもろくにメモもされないままにちょこっとだけデータが入ってるヤクザなメディアがたくさん出てきた上に、どいつもこいつも読み込み不良を起こす。ノートのはじめの方だけ使ってるやつみたいなディスクが、たくさんあるの。キー。

もうこれはテレビの方が悪いのか、ディスクが汚いのかわからない。へとへとになった。

 

出張、行きたくねー! (おおまじ)

忙しい土曜日。

以前は1日に一つ以上の予定を入れるのは邪道、というこだわりがあった。一つの予定にとことん向き合うか、何もしないか、が休日の過ごし方だろう、得意先周りじゃあるめえし、「そいじゃ、次がありますんで…」なんてのは忙しないし疲れるし勘弁、と思っていた。

もっというと、でかい予定の前の土日はなるべく開けるようにしていた。それも全く、予定を入れないのを良しとしていたのである。

 

今回はどうしても、のっぴきならない理由でやむなく、予定のはしごをすることになった。しかもどちらもまあ、でかい予定で。ちょっとそこまで買い物とか、アニメイトに取り置き商品を取りに行くみたいな予定ではない。

こういう予定を組んでしまうと、通常ステータスの時ならまあ予定の一つとして立派に一日が使われる予定が、物のついでにこなされることになる。ちょうど、ゴールデンカムイ  のアニメソフトの発売日だったので、物のついでにアニメイトまで。滞在時間は10分程度だったか。不本意ではある。

 

12時に父と要町で待ち合わせて、まずはお昼を食べる。ちょうどよくインドカレー屋が空いていた。都内ならどこにでもある、味もなぜか画一的な、でもまあ美味しいというあのカレー屋である。ちぇーんでもないのに、なぜかよく似ている…

なぜまた父と要町なのかというと、リュートを習っている先生の門下生による研究会に参加するため。リュートの研究会なので、まあ発表会である。私はダウランドをやった。歌が付いていたので、歌要員として父を召喚した次第。

父は合唱を趣味でやってるので、一通り歌える。普通こういうのって、歌の人がしろーとで、伴奏はプロとかが出てくるもんだけど、今回は逆。私の方がポンコツである。まあなんとか終わったのでよかった。

ライフログ的には会場の写真を撮っておくべきだった。現代ギター社の4階の、こぢんまりしたホールである。ビルそのものが結構古くて趣がある。

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その後池袋にちょっと立ち寄り、ブルーレイを受け取ってから、恵比寿に移動。途中で抜かりなく、楽器を駅のロッカーに預ける。

The Sixth Lieのライブに行くんである。

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おめあての曲はこの辺りだが、他の曲もちろん良かった。

結構跳ねることを要求される系ではあったが、頑張ってそれなりに跳ねた。昼間は古楽とかやってたので全然違う感じ。

一緒に行ったお友達と三人でご飯。恵比寿にいい飲み屋を発見。マンションの駐輪場をくぐり抜けて、という立地も心地よく秘密めいている。

恵比寿  あがれ

https://s.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13220590/

栃木銘酒、惣誉があったので頼んだ。美味しい、美味しい。

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野菜とかも食べたんですけど、この辺りの美味しいことったらなかった。パイ包み焼きは中身がポテトとチーズ。罪深い。

 

三連休で調子を戻したいのだが

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唯一のいやし、あまいのみもの。年齢的にそろそろ控えなきゃいかんやつ。

 

このところ、仕事が残業つづきである。差し迫ったプロジェクトがあるから仕方ないし、外注先の方が百倍働いているから文句は言えないけど、疲れた。11月の原稿もあるのに。

一日何かしらは1度、書いて残しておこうと思った日記も、朝更新すること2日。まだいい方じゃんやったね! 書くだけマシよ。

 

会社員の平日の記憶はほぼほぼ、仕事のことになりがち。大半の人がまあそうで、そうしないと生きていけないと言うのもどうかと思うが、一時期話題になったベーシックインカムは正直、現実的でないと思う。であれば週三日でもなんでもまあ、働かなければならない。そうでなければ金持ちから吸い取れよもう。

 

幸い、私はちょいちょいの無駄遣いはあるものの、習い事もできて一人で生活できている、と言うのはまあ、ミニマムな物欲しか持っておらず、海外への関心も少なく、せいぜい好きな漫画のグッズを常識的な範囲で持っていればニコニコしていると言うとくな性分のせいかもしれない。

 

が。

 

9日から海外出張を仰せつかってしまった。

 

今からぼんやりと気が滅入っている。

 

出張自体は同行する偉い人のたてたプランがきっちりあるけど、それ以外の時間をどう過ごすべきか、についてはノープラン。英語も錆びついている。

 

うー。