日月星辰ブログ

Vive hodie.

ロマンスカーロマン

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いいなあ…片瀬江ノ島行きてえよ。

いまいろいろなところに行きたい。諸々が片付いたらまた北海道に一週間ほど行きたいし、箱根で温泉に浸かりたい。九州に行ってお友達と遊ぼうという約束も随分前から言いながら果たせず、またどこか山にでも行きたい。

土曜日の出勤にあたって、電車を待っていたらこんなものがくる。目の毒である。c線ユーザーあるあるですわ。たまりませんな。

かつて、中央線ユーザーであった頃もしばしば、箱根湯本行きとか、青梅行きとかに行きあって悔しがっていた。こちらはまだ土日のみのダイヤだからいいが、向こうは情け容赦なく平日でもやってくる。小田急ロマンスカー

勘弁してほしい。

魂だけでも乗り込んで、いっときの現実逃避とするとかそういう趣味はない。現実は地続きのまま棲み分けてほしい。仕事は仕事、レジャーはレジャーで。

いや、片瀬江ノ島で浜辺にテーブル置いて仕事ができるならそれに越したことは。

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午前の出勤を終えて、帰りに楽器のレッスンをこなしたのちにアニメイトで例のアレを予約した。今日日は第三話を放送するかしないかというタイミングでもう、ソフトの全巻予約が始まる宇宙である。昔はテレビでいい加減擦りまくった挙句にソフトにするのが普通だったし、ソフトなんて出ない、という作品もたくさんあった。

今回はなんかやたらにキャンペーンがあり、ことアニメイトでは7大特典!と銘打ってなにやら気張っている。まだ7大特典のうち6、7が明かされていない。特に4巻特典は主演声優さんとの忘年会?! ということで、まあ抽選券貰っとくでしょという感じである。販促手段に潤沢な資金と勢いをかけるあたり、実に今日らしい。テレビ放送のスポンサーだけじゃお金が足りないんだそうだ。

それで、16日からお目見えしたえどがいくんにも会ってきた。ショッパー引換券ももらったので、あのこうきうブティックを彷彿させる黒地にえどがいくん、という袋がもらえる。

以下、アニメイトのややこしい特典を備忘録として貼っておく。アニメイトは結構注意して諸注意を読まないと限定特典をもらい損ねたり、応募資格を失ったりするのでほんとこういうやつ何度も何度も読んでる。わかりやすく教の人は発狂するかもしれないが、コンテンツの力でビジネスをしてるとこってのは基本的に居丈高だ。消費者の方も競争なので、文句は言わない。情弱は死ね、がオタクの合言葉であろう。

アニメイト 七大キャンペーン【3】
アニメイトエプロン着用の江渡貝くんスタンディ展示ッ!
さらに、江渡貝くんショッパープレゼントッ!

2018.10.9
第二期より登場の新キャラクター・江渡貝弥作のビッグスタンディをアニメイト一部店舗にて展示! さらに、時代の最先端をいく天才剥製職人・江渡貝くんの衣装は、アニメイトエプロンを着用した特別版ですッ!
さらに、10月12(金)~10月31日(水)までの期間中に、アニメイト対象店舗でTVアニメ『ゴールデンカムイBlu-ray/DVD第四巻をご予約(全額内金)の方に、「江渡貝くんショッパー」を先着でお渡しいたします!
アニメイトエプロン着用 江渡貝くん スタンディ展示情報詳細

■展示開始日
10月16日(火)より開始予定

■展示店舗
池袋本店・新宿店・AKIBAガールズステーション・大阪日本橋店・札幌店・名古屋店

■展示スタンディ
江渡貝弥作

※スタンディを撮影される場合は、他のお客様のご迷惑にならないようご注意ください。
※諸般の事情により、変更・延期・中止となる場合がございます。予めご了承ください。
「江渡貝くんショッパー」プレゼントキャンペーン詳細

【10月12日(金)~10月31日(水)】
TVアニメ『ゴールデンカムイBlu-ray/DVD第四巻をご予約(全額内金)の方に、「江渡貝くんショッパー」【特典引換券】を先着でお渡し。
【11月17日(土)~12月16日(日)】
店頭にて【特典引換券】と交換で、江渡貝くんショッパーを1枚プレゼント!

■対象店舗
池袋本店・新宿店・AKIBAガールズステーション・大阪日本橋店・札幌店・名古屋店

■期間
【特典引換券】お渡し期間:10月12日(金)~10月31日(水)
江渡貝くんショッパーお渡し期間:11月17日(土)~12月16日(日)

■配布場所
各店の店頭にて先着配布

■対象商品
ゴールデンカムイBlu-ray&DVD 第四巻 
Blu-ray]<初回限定版> ¥9,800+税 GNXA-2124
[DVD]<初回限定版> ¥8,800+税 GNBA-2724
発売日:2019年1月30日(水)
収録話:第十三話~第十六話

【初回限定版特典】
★イベントチケット優先販売抽選申込券
 日程:2019年7月7日(日)
    〈昼の部〉開場13:15/開演14:00 〈夜の部〉開場17:15/開演18:00
 会場:よみうりホール
 出演者:小林親弘白石晴香伊藤健太郎中田譲治津田健次郎細谷佳正、乃村健次、竹本英史ほか(予定)

◆身体に刻まれた刺青を剥ぎ、金塊を手に入れろ!
 大貫健一描き下ろしアウターケース&ゴールデンインナージャケット仕様
◆特製32Pブックレット
◆名言ステッカー

【映像特典】
◆ノンテロップOP/ED
◆PV&番宣CM集
◆ショートアニメ『ゴールデン道画劇場』

【メーカー特典】
Blu-ray/DVD初回限定版 第四巻~第六巻をご予約・ご購入されたお客様には、「原作者・野田サトル書き下ろしドラマCD」をプレゼント!

【第四巻 早期予約特典キャンペーン】
Blu-ray/DVD初回限定版 第四巻をご予約のお客様に先着で「豪華金箔仕様!第二期B2番宣ポスター」(非売品)をプレゼント!
※先着特典となりますが、予約期日までにご予約いただきますと確実に差し上げます。
予約期日:2018年12月16日(日)

※期間中であっても特典は無くなり次第終了となります。
※フェアの内容は諸般の事情により、変更・延期・中止となる場合がございます。
※商品を既にご予約頂いておりますお客様につきまして、特典は確保しておりますのでレシート記載の引取り期間までにお越し頂けますと幸いです。

【『ゴールデンチケット』キャンペーン】
あなたも今日から脱獄囚!? Blu-ray/DVD初回限定版を買うと、
毎巻24人に特製「刺青人皮リバーシブルスカジャン」が当たるッ!!!

えどがいくんにこんな厚遇があるのなら、へんみちゃんのスタンディも作るべきだと思う。(まじめなかお)

www.kamuy-anime.com

5年後10年後に残す、という本ブログのレギュレーションからすると、正直アニメの特設サイトのリンクなんて貼るべきじゃない。ので該当箇所を引用させていただこう。

【1】第二期Blu-ray&DVD アニメイトオリジナル特典実施ッ!

【2】「軍人ブロマイドセット(第二弾)」プレゼントッ!


【4】メインキャストSPメッセージ映像上映ッ!

【5】小林親弘さん出演トークショー&特典お渡し会開催ッ!

【6】こうご期待ッ!(後日発表)

【7】こうご期待ッ!(後日発表)

 

 現時点で6、7が「こうご期待」となっていることに留意しておいていただきたい。

 (文中太字は筆者)正直情報過多で息が苦しい。

 原作者書き下ろしのCDドラマて… 先生のことだから目一杯ふざけて欲しいような気がする。

 

ブログ、フランクフルトレポ中にいっぱい見てもらってたみたいだが、低コスト日常に戻ったらあまり読まれなくなった。

高コストの情報はやはり、誰しも楽しく読むわけで。

コストというのは何もお金だけじゃなくて、例えば分厚くて難しい本をうんうんいいながら読み解いたりすれば、それは自ずと文章にも現れる。知的労働コストとでもいうべきだろうか。

多少手がける人の係数により差は出るけど、基本的にこのコストと支持率のようなものは比例してる、と感じている。

いいブログはコストがかかっていて、バズってる記事なんかもコストが高いなと感じるものが多い。案外苦労は報われるなと思う。

センスだけでなんとかできちゃう教の人はそれで生きていって構わないと思うが、わたしはまあ、努力も価値のうちだなあと思っている。

 

 

学生の若さに打ちのめされる

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なんか写真入れたい。最近やってるゲーム、シュール水槽。

 

未熟さに腹が立つとかいう話ではない。

職場の平均年齢がやばい。主力メンバーはもう50代、あと2年で定年の人が部長とかやっており、その上の地位の人は定年なにそれおいしいの?という感じ。特に男性の古まり方が著しくて、気が滅入る。一見そうは見えないタイプが多いのは職種柄というとこもある。エンタメ業界のあるあるかどうかまではわからないが…

そういうところに短期バイトで若者が入ってきた。今日日の若者は礼儀正しいし、賢いし、静かだ。間違ってもウェイとかではない。仕事中は静かに集中している。質問とかがあっても的確かつ率直に答えてくる。が。

どこから漏れてくるのかわからない若々しさのオーラに打ちのめされる。打ちのめされながら、かつては自分もこうだったのかなとか考える。動物的な感性の持ち主の先輩ならばうとんじるかもしれない。実際、若いというだけで人を疎んじる奴はいる。これか、と思う。かつて自分が若い頃は気にもしてなかった。静かにしていても生けられたカサブランカみたいに匂い立つ若さ。

羨ましいとも、逆にうとんじようとも思わないが、それに気づくようになってしまった自分が少しさみしい。もっと若者と積極的に遊ぼうと思った…

猛獣に追いかけられてみろよ

毎日の更新も苦にならないどころか、テーマとか絞らない方が案外苦もなく書けるもんだ。

 

最近ようやく気づいたんだけど、はてなブログに限っては、毎日の日記の見出しタイトルは12文字までに収めた方が良いらしい。

それ以上になるとスマホで表示する時に後ろが省略されてしまう。

基本ノウハウみたいな気もするけど、「なんとかがなんとかであるべき13の理由」みたいのは相変わらず(多分)流行っているので、気にしない人は気にしないんだろうな。私は気になるので、なるべく12文字に抑えようかなと思った。

以上メモ。

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ワンクッション・ヨシタケ。

 

仕事のことなので具体的な話はしないが、割にシリアスな案件の話をするために持った打ち合わせで、無駄話から入られると、もやる。

いや、もやるだなんていかにも現代くさい、はっきりしないことを言うまでもない、はっきり言って嫌いである。

若い頃はまあ、ハアソウデスネだなんて相手に合わせていた。今はさっさと本題をこちらから切り出すか、聞いたとしても冷たい相槌しか打てなくなった。あんた、なんのつもりだよと言う気持ちの方がどうしても勝ってしまう。誤魔化すつもりか?  そんな稚拙な話術でごまかそうとでも。

シリアスな話ほどさっさと切り出すに限る、というのは話術の定石ではないのか。

それとも自覚も何もなく、ただ嫌なことを先延ばしにしてるだけなのか。

何にせよ舐めた態度には違いないし、多分多くの人間がイライラするのででやめた方がいいと思うんだけどな…

しかしどうも、みながみなそういう導入っていうか、無駄話っていうかが嫌いじゃないんじゃないか、むしろ好きな人もいるのか、と疑われるのは、案外同じようなことをやる人がたくさんいる、ということだ。これからシリアスな話をするんですよ?

場をあっためる、みたいなお気遣いはなくていいから。一生懸命に和やかなムード作ったって、事態が改善するわけじゃないから。

いやまじで。

今日打ち合わせた人がまさにそのタイプで、どうも商談前には無駄話をしなきゃならないと思い込んでる系だったのだ。

打ち合わせの内容は事前にメールで確認してあり、結構まあ、シリアスな話だったのに、いつもと切り出しが変わらない。

なんかさー、工夫ってもんがないのか。

もしくは、状況判断ってもんが。

あの人は猛獣に追われて逃げ込んだ洞穴の中でも、きっと天気の話とかするタイプだわ。

とても大地を生き抜いてけないわ。

と思った。

 

  ところでこの10年前の記事。

lubudat.hatenablog.com

書き振りはなかなかに稚拙だが、今やアニメ番組がニコニコ動画YOUTUBE用にプロモショートアニメを書き下ろすなんてまあなんていうか、当たり前じゃないですか。アマゾンプライムやネトフリ用の連続番組などもある。みんな同じこと考えてるし、金持ってる人は同じことやりたがったんだろうなということがよくわかる。

これだからブログは長年続けるに限る。

 

 

雑記 由無しごと

イギリス人はいほとんど漫画読まない、という話を会社の人からの聞いた。先日亡くなった、うちの会社に英語を教えに来てくれていたイギリス人は漫画好きの柔道家だったので、てことは相当の変人だったのかもしれない。

変人というか。

好事家と言うべきか。

彼は数年前、他界したのだが、亡くなる直前、ひどく体調を崩しているときに、「こちらで何かあったら(まあ、直裁に言えば死んでしまったら)、大変困る、ということで会社の人が説得して故郷に帰ってもらった。いわゆる「客死」を免れ、それからほどなくして亡くなった、という。心臓の病気と、不眠症を抱えていて、常に「よく眠れない」と言いながらパイプをふかしていた。ペースメーカーも入っていた。

そのくせ「日本人のご飯は塩辛いから日本人は高血圧で死ぬ」とか言っていた。イギリス人は心臓病だそうだ。心優しくて、自らも決して裕福な生活でもないのに近所でホームレスが倒れていると病院に連れて行ってあげて、弁当をおごってあげるような人だった。

なくなって、もう5年ほどになるか。いまでもふとした折に思い出すぐらいだから、人徳がある。生き続けているとも言える。

カイガイザイジュウ、とかいう言葉を見かけると、つい彼のことを思い出してしまう。随分前に日本に住み着いてから、ほぼ片言の日本語と、英語で生きていたらしい。とにかく人がいいが、ズルやさぎなんかには厳しい人だったので、多分嫌な思いはちゃんと避けて行けたのだろう。

本当は日本で死にたかったのではないか、とふと思うことがある。お墓も建てられなければ、お葬式も誰が出すんだ、という感じだけれども。向こうではお姉さんが彼を見とったらしい。客死というとまるで不幸なことのようにとらわれがちだが、いったいそれは、異国の地で死ぬこと自体が不幸なのか、死そのものの気のめいるイメージから自然とまあ主だろうが客だろうが死は死だよね、ということなのか、いまだに私には実感がわかない。特に生活の拠点をほぼ旅先に持っている、お友達もみんなそっちにいるし、というと、どっちが「彼の地」なのかわからなくなるのではないか。 

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自炊メシ。秋ジャケとニンニクの芽を焼いたのと、トマトと玉ねぎ、セロリのサラダ。セロリは食べるとしばらく手がセロリの匂いだが、美味しいのでつい買ってしまう。

 

数日前でもまるでタイムスリップのよう

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写真はここ二日ほど撮ってないので、蔵出し。フランクフルトの市場内、お花とお花のタネ売り場。

 

 ブログを毎日書き綴る、を目標に立てた理由は、九月七日の記事にも書いたけど、5年後、10年後の自分の備忘の為、と割り切っている。

lubudat.hatenablog.com

 したがって、比較的他人からすればどうでもいい、くだらない、なぜそんなことを書くのかさっぱり理解できないことほど貴重、面白いのであり、そういうことを率先して書いてってやろう、という気持ちでいっぱいなのだが。

 出張の記事をシコシコまとめながら、出張以前、正確にいうと先週の土曜日の記事を見て、なんだか5年ぐらい前の記事のような気がしてきて愕然としている。

 これが歳をとるということなのか、充実をした毎日を過ごしている、一日で5年分、10年分の経験をしている、などと前向きに考えるべき現象なのか、どうも決めかねているが、…リアルタイムで書いといてよかった、という気持ちにはなった。

 出張記事も並行しつつ、日々も記しつつだ。

 ドイツに行って思ったのだけど、やっぱり生活は質素でいいやという気持ちになった。ものと欲は少なめに、清潔で快適ならば幸せであろう。

抜け殻

あれほど時差ボケには気をつけていたのに、やっぱり軽い時差ボケになった。

しかし密かに、いきなり会社に行って置いてよかった、と思った。もし一日休んでいたら絶対に、間違いなく寝こけて一日が終わってしまい、多分時差ボケはより一層ひどくなっていたに違いない。

 しかし案の定、起きたら8時ちょっと前、とかいういきなり大ピンチで、ノーメイク、髪の毛はかろうじてヘアメイク剤でなんとかして飛び出す、という暴挙に出てしまった。当然朝ごはんなんて食べてない。

 フランクフルトでは太陽様に合わせるために、なんとか這いつくばって頑張って起きていたが、それが功を奏したらしい。帰ってきてしばらくは、夜眠くならない。そうすると、文章が書ける。原稿が進むという仕組みである。

 今日はゴールデンカムイ2期第2話(通算15話)の日だけど、あえて見ずに原稿をやった。

 これを再読している。

なんやかんや言って、おそらく一番中井英夫が苦心していた頃の、この巻が一番好き。「虚無への供物」などを読み始めるとなかなか終わらない。

つまみ読みに適している。特に表題作は70年代渋谷の風俗、現在形の姿の活写と、少女漫画然とした登場人物たちの修羅場とが重なり合う構造が好き。日記じみているところもあれば、大げさでケレン味たっぷりなところもあるのを、類稀なる文章力で暴力的にまとめている… と思っている。

 

日曜日の記憶

正直、韓国・仁川でのトランジットしかない。

 

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11時間のフライトで、もう一回ご飯の時間があったのでその写真は撮ってる。となりの韓国人か中国人かわからない初老の女性の旦那が、こっちが早めに席に着いて、ゆっくりしていたら「席変わってくれ」とか言ってきた。めっちゃ断ったわ。

アシアナは(てか今日日どこでもそうだろうけど)事前にオンラインで席を取っておける。先般、会社の人からの入れ知恵でヒコーキの席は前の方の通路側にしくはなし、と聞いていたので、その通りにした。空いていた席の1番番号の若いとこにしたのだ。気に入っている。ふざけんな。

旦那らしき人物は渋々帰って行ったが、しつこくないのはまあいいと思った。多分、母語が通じない相手に粘るのは億劫だったのだろう。私も聞く耳を持たぬ。

コミュニケーションコストが高くつく、ということが良い方に転がることもある。安けりゃいいってもんじゃない。

そういえば通訳の人は道でタカリにあった時には日本語でまくし立てるといい、と聞いていた。同じことを昔やっぱり通辞をしていた友達からも聞いたことがある。詐欺の武器のひとつは話術という。話が通じない、というのは時に使える。

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アシアナなので周りは韓国人ばかりだ。かえって気が楽になる。

乗り換えの際に小腹を満たそうと入ったフードコートで、日本人のおばちゃん3人組と相席になったが、非日本人のような顔をして黙っていた。話しかけられたくない。訛りなんかから中部地方あたりの人間ではないか、とすぐ見当がつく。

公共の場で憚らずにうるさく喋る人が苦手だ。本人には自覚がなかったりするから厄介だ。

冷麺は美味しかった。思いのほか辛くて汗だくになり、お水を飲みに行ったら、紙コップがやけに小さくてびっくりした。

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ブックカフェ、という表示に惹かれて、4階に上って見たところ、たしかにステキなカフェが。本が何冊か置いてあり、コーヒーが飲める。行きはウォンがないとか言って絶望していたが、何百円の決済でも空港ではクレカでいいということをネットで見たので、堂々とクレカで数百円を払う。

ウォン円のレートに対しては知ってはいても実感がない。何千ウォン、とかみるとげっとなるが、まあ問題ない。

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やれやれやっと日本に帰れる。

フライトは3時間くらい。

乗り込む前におトイレ行きたい、と思っていたのに機内で行く機会を逸してしまう。税関の紙がなかなかもらえずに、ジリジリしているうちに忘れてしまった。まあカウンターでももらえるんだけど、税関の紙にはトラウマがある。台湾の失敗については前に書いた。

あと数分で着陸する体制という時になってもらえたのはいいが、トイレは行けなかった。

着陸後でいいかなと思っていたら、気圧の関係かストレスか、着陸中にモーレツに行きたくなる。

航空法なんて知るか!トイレ行かせてくれ!となりながら、30分ほど地面を走るヒコーキの中で苦悶していた。昔シャイ(見栄坊の間違いではないか)な日本人のおばちゃんが、トイレにたつのに周囲にことわりながら席を移動するのがいやだとかいうくだらない理由で老人用のオムツを履いてフライトに挑む、という話をどこかで聞いたのが、脳裏に走馬灯のように。

たまらずCAを呼んだが、止まるまで我慢しろと言われた。ひー。

止まってからトイレに駆け込もうとしたら、おっさんに先越されるし、地獄を見た。こんなことがないように、短時間のフライトでも尿意には抜かりなく対応すべきである。

成田空港、都心から遠いし設備は不親切だし嫌いなんだよなー。

借りていたWi-Fiを返したりしてたらもうとっぷり日が暮れていた。

 

なんだか尾籠な話で締めてしまった。