日月星辰ブログ

Vive hodie.

さよならはてなダイアリー

はてなダイアリーが2019年春までに終了する、というニュースを私が見たのはもう割と何日か前のことになる。たぶん、正式な記者発表とまま同じタイミングで知りえたんじゃないだろうか。ツイッターのトレンドに上がってたし。

いよいよ、とか、寂しくなる、とか、なんか言われてるけど私としては個人的に自分のダイアリーどうなってたっけ、を確認しただけ。デザインは新潮文庫風で固定になってた。一昔前には、デザインもいろいろいじれて、変えるたびに日記に書いたりしてたが、そのあたりはまあ、あまり意味なかった。

逆に面白いなと思ったのは、案外文章ってその時の考えだったり、空気だったりを高濃度で保存してて、自分でも忘れてるような出来事や見たもの、ハマってたことがわかったのは良かった。で、勿体無いのでブログにも移行しようと思ったのだけど、もうされてたわ。グッジョブ過去の自分。

誰かの得になったり、感動させたり、ということを作業の目的化できないようで、またしたとしてもそれほどヒットできるものも書かず、そうするための努力は他でします、という気分なので、となれば脳内備忘として徒然なるままにひぐらし硯に向かえばいいじゃないか、それがでは何の役に立つのかというと、20年後の自分の役には、どうやらたちそうである。

ひいては1000年後の誰かの役には、立つかもしれない。ああああ、この頃の人間はこう考えていたのかとか、こんなものが流行っていたのか、晩御飯には豚の死体のきれっぱしを生姜で焼いて、塩分で味付けしたものを食べていたのかとか、なるかもわからん。そう考えればあながち駄文も駄文じゃなくなろう。

 

また毎日日記つけよう、と思った。