日月星辰ブログ

Vive hodie.

リサイクルステーション

 世の中は「自粛明け 他県移動解禁」らしいが、相変わらず淡々と日常を過ごしている。

 毎週土曜日に、古布の回収を行っている、その上今週は古油の回収も行っている、と聞いたので地域のリサイクルステーションに行ってきた。

 回収は午前中まで、ということだったので、朝のうちに古布をいっぱい詰めたゴミ袋と、古油の入ったペットボトルを持っていそいそ出かけていった。梅雨の晴れ間の晴天なので、歩くのがとても気持ちがいい。これで雨天だったら心折れていたかもしれないので良かった。月に一度の油回収日が晴天だというのはなかなかに幸先が良い。聞けば本日は一粒万倍日だそうじゃないか。

 リサイクルデビューには最適の日である。

 地図で見たよりも思ったより遠くて、10分ぐらい歩いていくうちに汗が吹き出てくる。古布を詰め込んだビニールは大きさせいぜい45リットルなのに重たい。初めは縛った紐のところをぶら下げて歩いていたのだが、そのうち重すぎて指が痛くなり、赤ちゃんのように胸に抱え込むことになった。肩掛けバッグか何かがあれば良かったかも、と後悔する。ほんの近所のつもりだったから…

 リサイクルセンターには藤棚があり、上に朝顔が這わせてあった。藤棚なのに朝顔では変なので、あれは朝顔棚ということになるのか。

 門前を女性が熱心に掃除をしている。油はちんまりとした回収箱の中に、きれいに入れ物の種類別に並べて置いてあった。入れ物の種類… サラダ油の空の容器にそのまま古油を入れてくる人もいるようで、そういう容器がパレット2つぶんぐらいある。バラバラではなくきちんと並んでいる。その隣には些かマイナージャンルらしき500mlペットボトルに入れられたチームがいた。私は500ml出場なのでこちらの末席に持参のペットボトルを納品する。

 古布の方は地域の中でも相当メジャー種目らしく、すでに大山ができていた。透けて見える袋に入れるのがルールなので、中の服の柄とかが見えて面白い。やけに小粋な総柄の布とかがあると、これの排出主はお洒落な人であったのだろうか、とかいろいろ忍ばれる。これも私が持参した45リットルゴミ袋など初心者レベルで、90リットルぐらいのものがスタンダードのようである。山の上の方になるように放り投げて納品した。

 リサイクルステーションは建物もあり、中に入ると電子機器や乾電池の回収ボックスなどのアトラクションがあるそうだが、今回はともかくも予定の納品が終わったので帰ることにした。建物の奥の方では、ゴミ回収車らしき働く車の影が見えた。ここで処理まで行っているのかどうかはわからないが、何やらワクワクする気配である。

 帰りはご褒美と称してマウントレーニアを買って帰ろうと思っていたが、やめておく。家に帰ってコーヒーを沸かすことにした。

 朝顔もきれいだったし、なんだか雰囲気が良かったのでまた行きたいと思った。

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  琉球朝顔

 リサイクルステーションにいくのだから、と言って毎週掃除していれば、部屋も片付いて一石二鳥である。

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全農推奨の「鶏もも肉の塩漬け焼き」を食べてみたが、結構しょっぱいよ。

レシピはこれを参考にした。

https://twitter.com/zennoh_food/status/1272850210578821121?s=20 

 

赤い野菜がなくなったので、いよいよ明日こそ買い物にいかねばならない…