日月星辰ブログ

Vive hodie.

ここんところ士気向上ばっかりしておるな

夢がある子供とかそのような論説で、私数日前の日記に、「いかにも子供の夢っぽいあれはナンカウソクサクテむかつく(要旨)」ということを書きましたが、本当です。今も変わりません。が子供が夢を持っていたらいいな! というところには非常に賛成です。

つまり。
「大リーグの選手になる」にしろ「女優になる」にしろ、「なってちやほやされる」とかそういう打算が見えるともうだめということかなと思いました。
 たとえば、いちろーの子供の頃の文集の文句なんかには非常に共感するのですよ。彼の場合はあの歳から夢じゃなくてビジョンを持っているオトナ視点だからなのだと思います。それとまた、「僕は将来、科学者になって、美味しい果物がたくさんなる木を開発して、世界中の人が食べ物に困らないようにする」みたいなのもとても好きです。メルヘンは大事。まあ要するに「お菓子屋さんになる→何となくカワイイから」とか「女優になる→ちやほやされたいから」みたいなあれが子供のくせになんだと思うのです。子供の頃から職業にスタイル意識もっててドウスンダー! てかおとなに言わされてるなとおもっちゃいます、こういうの。

女優になりたいんなら、「絶世の美女を演じたい!」とか、「自分は鳥じゃないけど鳥になりきってみたい!」とかさ。その職業事態の醍醐味というか存在意義というか、あると思うのです。子供だって、いや子供だからこそその辺りは敏感に分かると思う。思いたい。この「具体的なビジョン」というのなら信用できる。ひとからどう思われたいか、でなくて、何がしたいかだろ。歌手ならば、「凄い歌声で歌いたい」とかさ。
もちろん、サラリーマンだってあります。「ものすごいプロジェクトにかかわる」とか、「夢のようなあのアイテムをみんなに広める!」とかね。
そういうのを自分も最近わすれちゃったなあ、と自戒の念も込めて。さて、私は何になりたい?