日月星辰ブログ

Vive hodie.

三寒四温はどこへ

一雨ごとに春めいてほしいところですが、どうもなかなかやってこない春。

花粉症の憂き目をまだ見ておりませんで、おそらくこれ、子供の頃に道道すかんぽを齧ったり、ツツジの花を摘んだり、アカシアの蜜を飲んだりしたのがよかったのではないか、という感じで助かっています。関東にはぐみの実というものもあるそうだが、寡聞にしてまだ食べたことはない。食べてみたいものです。

すかんぽは見分け方さえマスターすれば、案外いろいろなところに生えているもので、うーん、いぬのおしっことかかかってたかもしれないけど、食べてました。洗いもせずにね……今思うとかなりワイルドですが、わざわざ母親に報告もしなければ、ツツジのみつが甘いことを教えてくれたのは誰あろう母親だったような気がする。小学校の担任の先生とかだったかもしれません。

アカシアの蜜がうまいことは、集団登下校のときに6年生に教わりましたが、アカシアにしろツツジにしろ、運が悪いとハチが入っているので注意が必要です。あとアカシアにはちっちゃいコガネムシのようなものがたまに入っていて、それはそれで可愛いものです。ハナムグリ、という名があるそうですが、よくつけたものだ。アカシアのみならず、いろいろな花に目撃されている。花粉を足に集めて、団子にして持ち帰って食べるということですが、ミツバチやハナムグリのあれが子供の頃は羨ましくて仕方なかったです。おいしそうじゃん。花粉=植物の精子、とすると、味わい的には白子的な味なんじゃなかろうか、と思うのですが。食いしん坊にとってはまあ、何でも美味しければいいのです。精巣だろうがなんだろうが食べる。

春になるのはいいのですが、虫はこれから増える季節ですね。あと常温で味噌汁とか放置しづらくなるのは若干不便。