日月星辰ブログ

Vive hodie.

読書 タクラマカンに足を踏み入れる

 

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

 いい話じゃないか。
 問題解決の方法の辺り、好きです。キョンが口が酸っぱくなるほど言っている「普通で良い」と言う台詞が実は重い。
 この話しってもしかして、「普通讃歌」なんじゃなかろうか。
 大長編ドラえもんの切なさに似ている。大冒険が終わった後、通常の生活に戻るのですよ。

 古泉の立ち位置って、ブレイブストーリーのあの魔法使いの子あたり? 彼のオイシサはチュートリアルなところにある気がする。棺桶男?

 ところで身の回りの話しで恐縮ですが、友達で砂漠から帰ってこなかった方々の作品レビューが、この溜息あたりで等しく終わっているのには何か意味があるのかしら。レビュー、「分裂」まで書き続ける事が出来れば、それだけでエポックメイキング(仲間内で)?
 当然、全作レビュー書いているサイトはたくさんあるんだろうけどなあ。