開高先生の描くモツ煮食べたくてスーパーのキムチ買う
とかまずい不定形短歌を詠みたくなるほど、いい。腹がいっぱいでも腹が減る。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/11/09
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
これを読み終わる頃には肥満児になっていたりしてね。本当に、次から次へと。おいしそうな。いま丁度明石焼きぐらいのところです。ああおいしそう。
開高健の文章の、すべての事物が生きて息をしているかのような擬人表現の嵐が、本当に好きです。ああいい。
泥にまみれることや、生き生きとした貧しさをいとおしみつつ、でもさー、通人なんだよね結局、天下のサントリーで敏腕コピーライターだったんだよね、女房うっちゃってベトナムに従軍しに行っちゃうんだよねとかそんなことすべてひっくるめて好き。
そういえば中華街で昔、手相見のおじいさんに、「アナタは食べることが大好きな人と結婚するね」と言われたことがありましたね。開高健みたいな食通なら結婚したいです。是非。