日月星辰ブログ

Vive hodie.

三国志好きな人々

 女の子よりもまだまだ男の子、若者よりも壮年のファンが多い三国志ですが、その要因を考えてみた。
 身の回りの三国志ファン(と言ってもリアル友達は一人しかおりませんが…)には、なぜだか前向きな人が多い。やっぱり武官文官を問わず、皆が皆、やけに一生懸命なのがきゅんと来るからでしょうか。あきらめたり、挫折したりしなさそう。隠遁生活を送っていて、ちょっと見ニートっぽい諸葛亮先生だって、むしろあれは当時の価値観と逆のことをやって目立って、あわよくば誰かに目をつけてもらおう、という魂胆が見え隠れする訳ですし。(「蒼天航路」の彼たるや、むしろ見え見えでした)
 そう言う前向きさが、現代社会を戦い抜く壮年男子たちの心を捉えるのではないか。近年、女性のファンが増えたのは、そりゃ多分に無双が要因ですが、戦う女性が増えたからなのではなかろうか。と思ったのでした。
 「三国志」のどこが良い? と言われて、自分が応えるとしたら、まさにそこ、としかいいようがない。みんないっぱいいっぱいに生きていて、あまりにかわいらしくてもえるんだ、と。


 さて、昨今どうも中国南部で反日感情が高まっているらしい。発端は成都だそうではないですか。ううむ、今年の秋ぐらいに上海に留学する友人を訪ねて行きたいと思っていたのに、なんだか及び腰になってしまいますね。上海もなかなか盛り上がっているようですし。いずれ合肥詣でする布石として、(詣でるのか)武漢か南京なんてどうだろう、とぼんやり思ったのですが、南京なんて、もっとも日本軍があれした場所ではないか!
 …申し訳なくてむしろ行けません。
 武漢も結構、あれらしいですね。
 行けない。


 合肥はどうだったんだろう…?