日月星辰ブログ

Vive hodie.

報いられる(あるいは、報いを受ける)日はかならず来るかどうか

黒子のバスケ脅迫事件のはんにんが捕まったそうですね。職業不詳とか、大阪市東成区の人がなぜ恵比寿にとか、いろいろ思うところがありますが、まあ良かったねと。はんにんのコメントが振るっていて「負けました」とな。何に負けたのかな、この人。司直にか、なにか見えないものとの戦いにか。 今の同人界隈が良い場所とはかけらも思っていないし、正直なところそろそろだんだん、「うざい」「みててしんどい」と言われても仕方ないなー、というムーブメントになりつつあるような気がする。こういう事件は今後も頻発しそうな気もする。ステロタイプが日々、量産され、消費されている。落ち着いてものをかんがえる時間も、ゆっくりと話をする時間もない。飲み会で大勢の個性のある人物があつまって、人の話を3秒と聞かず、自分の事ばかりをしゃべっているような、その3秒だけは目を見張って、案外に真剣に聞こうとしているのだけれども、もうすこし深いところに踏み入れようとした瞬間に、どこかからちがう手が伸びてきて、せっかく若々しい芽を伸ばしだした考察の茎をぼきりと折ってしまうような、そういうかんじ。全然深いところに入っていかないし、いつまでも同じことをやっているし、うわっすべりしているような気すらするのは、昔からこうだったのか、あるいはそうではなかったのか、よくわかりませんが。

新聞の記事には「成功者への妬みがあった」とか書かれていますが、あのひとは一体じゃあなにに「負けた」のか。 なんだか手放しで喜べないし、謎の後味の悪さのある事件だと思った。