昨日、今日と有給休暇をもらって、のんべんだらりとしている。
昨日はたいへん天気もよく、どうせなら普段やれないことをやろう、とばかりに銀行にいった。普通預金にたまっていたまとまったお金を、定期預金にうつそうかなと思ったのである。
それなりにまとまった金額であったので、どうせなら生命保険の契約にしませんか、との勧誘を受けた。曰く、「長期預金なら、生命保険という名目であつかったほうが利率がいい」ということだそうで、たしかに、それならもし私になにかあっても、誰かにお金が行くし、よさそうだが、聞けば３年間は解約すると「元本割れ」を起こすそうである。３年。長い。 その他良く解らないこともたくさんあったのでその場は判断保留として、資料でも集めようと思った。
ところで、何かをいやに熱心に勧めてくる人というのは、なぜどんな場合でもそこはかとなくうさんくさいのだろうか。それは熱心であればあるほどそうで、うさんくさがっているこちらがどうも済まないような気持ちになるほどである。まあちゃんとした銀行のはずだし、私ももうかれこれ15年はお世話になっていると思うので、疑うつもりは毫も無いが、やっぱり、熱心に勧めてくれればくれるほど疑わしい。おそらく悪人というのはそのあたりの心理につけこんでくるのであろう。それにしてももうちょっとこう、さりげなく勧められないだろうか。
ともあれ、その場では決めずにとりあえず当初の予定通り、定期預金につっこんで、銀行を出、帰りにつけ麺やでまぜそばを食べた。
これがまたおいしくて、しかも店員さんが大変親切で、ありがたかった。多分、北千住のラーメン屋に一人で入る女性客自体、珍しいに違いない、というぐらい丁寧な対応だった。
ところがここの混ぜそばがまたも胃にもたれ、夜ご飯は食べずに終わってしまった。もう混ぜソバの類は食べられないのかもしれない……
