せっかくの本日なのでおもむろに記事を追加しておきたい。
すでに相当数の方がよくご存知の事かと思うが、2012年２月２９日の東京都は大雪だった。複数人の証言を集めた所によると、８時過ぎはまだ甘っちょろい振り方で、「これならなんとか会社行ける」とか「バイクで行っても大丈夫」という印象を持つ者が多かったらしい。ところが９時頃から次第に雪の粒が大きくなり始め、９時半になると立派な「大雪」に成長していた。
こないだの雪が「冬将軍最後の挨拶」だと思ってたかを括り、当然「予報はああいってるけど、まあそれほどじゃないだろう」という甘い認識でいた私は、前日の飲み会で遅くまで起きていたのがたたって、今日はわりと遅くまでぐずぐずしていた。結局通常ダイヤなら「ちょっとはやめ」ぐらいの電車に割り当てられるのだが、これがあだになる。普段７分程度の旅程が20分になった。幸い、その先の各線は比較的スムーズに流れていたのだが、こうなるとますます「歩いた方が早かった」という後悔がわき出してくる。
実は、３駅ある列車の路線配置のせいか（おそらくターミナル駅周辺の密集住宅地の接収に失敗したものとおもう）、電車は住宅地を大きく迂回して走っているため、直線距離を歩くととても「３駅の区間」とは思えない近さだったりする。そろそろ暖かくなって来たし、ちかごろはその３駅区間をぶらぶら散歩がてら、歩いて行くのがマイブームで、それを見越して早めに起きたりもしていたのに、早くもその習慣が崩れてしまった。
