日月星辰ブログ

Vive hodie.

不謹慎な考察

http://slashdot.jp/articles/07/10/19/1041206.shtml

「中学生の子供たちの2割が、死んでも生き返ると思っている」
というこの掘り出しニュース、/.でもいろいろなコメントがついていて興味深いが、もし、本当に・まじもんに「死んでも生き返る」と思っているとしたら、いじめが過ぎて誰かを誤って・不本意に殺してしまう危険は依然ありながらも、よく探偵小説なんかにある「口封じのために殺す」という動機がなりたたなくなり、結果計画犯罪が著しく減少したりして。

だって本当に「死んでも生き返る」んだったら、暗殺も、戦争も根本的な意味を成さない。爆弾で殺されたフセイン大統領も、クレムリンで眠っているスターリンも、生き返ってしまうんだったら。
戦争のほうは、「死んでも生き返る」ことになってしまったら逆に激化するかも知れない。「どうせ生き返るんだから」派手にやれということになってしまう。
もっとも、本当に「死んでも生き返る」のであれば、人間は絶望せねばなるまい。地球の人口は爆発的に増え続け、数年を待たずして人であふれかえってしまう。
しかも大半が老人。最悪である。

よって、「死んでも生き返る」と子供が思いこむのは一概に害悪とはいえなくとも、ほんとうにそうなるのはふるふるごめんである。