日月星辰ブログ

Vive hodie.

そうね、本屋さんに雰囲気は大切よね。

 先日ご紹介した池袋の「BOOK BANK CLUB」、「品揃えに奇異なところはなく、至って普通の本屋さん」と書きましたが、失礼いたしました、あの古本屋の良さの本質はそこじゃなかったみたい。

1号店は、池袋駅西口から続く乱歩通りに面したところにある。最適に計算された手元を灯す照明とカラーコーディネイト、気品ある ヨーロッパ調の店構えで、調光できるダウンライトを使い、BOSEのスピーカーで音響にもこだわり、非日常と人生の休み時間を演出。  商品は、コミック・メディア(CD,DVD)ではなく読み物中心の豊富な品揃え。スタッフは、ソムリエのようなスタイリッシュな制服を着用、上質な大人の空間をコンセプトに年内5店舗を目指す。

 とは、「BOOK BANK CLUB」の経営者・株式会社ドリームのプレスリリースより引用なのだが、どうやらポインツは雰囲気であり品揃えじゃないみたいだ。
 もっとも、品揃えからコミックを廃したところに、ユニークさと上品さは確かにかもされている。お堅いヨーロッパ系書店風味、と言うねらいはクリアされている。ニューヨークのBARNES & NOBLEみたいな雰囲気を…ねらってるんだろうなあ。
 とかいってさ、「昭和の猟奇記事うんぬん」とか、「春画うんぬん」とか、http://books.yahoo.co.jp/book_detail/02287324こういうほんとかがおかれているところを見ると、どうもむっつりすけべな一面もちらりと覗かせているようでも、ある。これは偶然ですか?

 私が行ったときには店員さんは頭の良さそうな美人女性で30代ぐらいの人が一人だった。あともう一人、おしゃれな男性がいたような気もする。ソムリエっぽい服装というのも確かにそうでしたが。
 池袋を旗艦店にしたのはあれですか、コンセプトショップの多さからですか(って執事カフェだけでしょ)。
 池袋乱歩通りはたまさかおしゃれーなお店がこのようにしてあるので、ねらい目です。よ。