日月星辰ブログ

Vive hodie.

甘かったよ>本

あらかた処理終わり! 売却本多数! といっておもむろに押し入れの下の段を取り出したらはきそうになりました。どうも日焼けを防ぐために大事な本はすべてここにつっこんでいたみたいです。「明治村版・吾輩は猫である」とかでてきちゃったよ。ページすら切っていない。思うにグッズののりで購入したらしいのですが、もったいない。思わず読んじゃいました。いちいち数ページごとにペーパーナイフでページを割いて読まなければならない本なのですが、馬鹿正直に付属のペーパーナイフ(おまけっぽいプラスチック製)で試したら表紙がびりりと少し破れた。なんとのろわしい。

Mさんとこの日記には何やら少女らしい美しげなほんが並んでいましたが、私の方はかびくさい本ばかりでした。アンリ・マスペロ「道教」とか、孫文三民主義」(なぜか下巻が2冊)とか。高校時代の宝物は、芥川龍之介・・・の短編集に天野嘉孝が表紙をつけた角川文庫、とか、わたせせいぞう表紙の漱石とか。角川文庫の戦略にまんまと踊らされた少女が一人。このころの角川文庫って美麗な天野絵表紙の文庫が結構あったですよねえ。思えば映画化前の「帝都物語」も表紙天野氏だったっけ。塩野ななみ「神の代理人」とかってさ、あんたほんとに読んだわけ? ねえ読んだの!? と詰め寄りたくなった。先のユダの話もあれだし、ダ・ヴィンチコードも時の本だし、読んでみようかしら。
で、どこまで持って行くつもりなの。