日月星辰ブログ

Vive hodie.

祝! 今度こそ正式復活>蒼天航路

 「新章突入!」のアオリ文句とともに、復活した蒼天航路。いよいよ曹操様もお元気で、とてもこの数ヶ月先にお亡くなりになる人間には思えません不吉な。
 関羽がものすごい圧力で登場したり、目を開けたまま眠る曹操様が「ちょうひー」とか言って暴れたり、法正が熱い視線を淵将軍がお亡くなりになって良い感じに荒んだ、どういい感じってそりゃもう『MONSTER』のドクター・テンマ並に荒んだ郭淮に送ったり。法正良い。でもやっぱりいよいよあれな感じで、すな。
 「新章」という惹句に、「え…ひょっとして『モーニング』側と先生の激しいバトルの末荊州じゃなかった連載続行でも勝ち取られたの? そうなの!? そうだといって!」と叫びたい衝動にひとしきり駆られた。連載続行とは。曹操亡き後の『三国志』の連載のことについてなのか、どうなのか、分かりませんが、曹操が死んだからって三国志的には面白い話がどんどん続くので、出来れば『枯木灘』並に孫子の代まで続いてほしいです本当に。曹丕時代だけでも2,3章はいける。その後の曹操一族皆殺しまで行ってこそ、『蒼天航路』の真のテーマの完遂…「人間の貪欲さの化身「とん」に飲み込まれる人間自身」みたいなのが書ききられるんだと本気で信じています。あ・因みに「貪欲丸」の由来はこの「とん」です。蒼天航路の最初に出てきた化け物の「とん」。自分まで食べちゃって無になるあれです。