日月星辰ブログ

Vive hodie.

不満について

じゃあ私の今の不満ってなんじゃろ、と思っていろいろ考えたんだけれども、結局「俺の時間をくれ」に尽きます。大人は多分みんなそうなんじゃないか。

人間は成長するに従って、だんだん人に時間を切り売りするようになっていく。 トレーニング中は、「自分の将来」のために。資金は親が主に払ったりしてる。

就職するとまあ、職場にですね。自由業ならクライアントに。子育てを始めたら子供にです。親というものの切ないところは更に、稼いだお金を惜しげなく子供の「将来」に投資する。

もうこうなると老人になるころには自分の時間なんてかけらも残っていないのではないか、と恐怖する。大概そうやって吸い取られまくった老人の日常の会話なんて、聞くに堪えないつまらないものだったりする。自分自身の命題なぞ、いつの間にかどこかに消えてしまっている。

そうやって死んでいくのは、たいへんつらい。

せめて自分のためにだけ、何か書いていればそういう恐ろしさから逃げていられるような気がする。自己救済のためだけに書く。