日月星辰ブログ

Vive hodie.

キングダム

に最近じわっとはまっています。もともと中国史というと三国志限定、といっていいほど中国史疎いもので、かなり脚色が入っていても戦国末期から秦代の学習のきっかけになるのは大変ありがたいです。主人公はあの李広将軍のおじいさまということで、いいですね。李広将軍は偶然、苦し紛れにばったの名前にしてからというもの、なんだか親しみを抱いています。

今月もあれこれ書かなくちゃいけないのですが、いざキーボードに向かうと苦しくてたまらない。ついったーやこういうどうでもいい文章だったらまあまあ書けるのですが。なんでしょう、いらない構えがあるのかな。何でもいいからフィクショナルな文章をつらつら書いていく、ということがどうも苦手でして。やっぱりフィクションにたいしてかたくななこだわりとか、構えがあるような気がしてなりません。そういうときにいつも思い起こすのが「アタシ彼女」なのですが、ああいう背中に翼の生えた様な、自由な文章って私にはもう二度とかけないのかなと思うとさびしいかぎりです。

ツイッターで回ってきた、富野せんせいのお言葉に「自分の中の14歳を救済するのが、創作だ」というようなの(ずいぶん要約と言うか、都合のいいようにまとめましたが)なるほどなと思いました。人間として未完成で無力なくせに、いっこの人間という自覚が産まれてしまった原初にもどると、なにか見えてくるのかもしれません。禅の修行みたいだな。