日月星辰ブログ

Vive hodie.

久方ぶりに大型書店に行く

本当に久しぶりに、大型書店に行きましたら、れいの「異色作家短編集」復刊版を発見。『一角獣・多角獣』『さあきちがいになりなさい』などに大興奮。はあはあ。確かに左記2冊は持っていたつもりなのに、家にあったのは『破局』と『きちがい』だけ。父が買ったのですこれ。しかも絶版版のほう。もらっちゃった。『一角獣』は返したのか…な? そうなるといっとうに読みたいのがスタージョンになってしまうのはあれだ、「手が届かないぶどうはすっぱい」だとおもう。
開高訳『キス・キス』は別の版で買ってしまっていました。あの蛍光色っぽいカバーに惹かれて、危うく買いそうに…。
異色作家といいますが、スタージョンデュ・モーリアも、ダールも、今やちっとも異色でもないですね。有名どこですね。絶版になった版が刊行されたときには、新進気鋭・異色作家だったんだろうなあ。
しかし購入したのは全然違う作品『わが名はヴィドック』。悪党大好き。探偵大好き。
ほかには、ここ数日自家中毒的にすごく気になっていた「クマのプーさん」を。やっぱええわ…。金曜日まで何もすることがないこぶたや、11時になると何か一口やりたくなるプーのあの日常にあこがれる。あこがれ、というよりはすぎた子供時代への甘い追憶か。
いわずもがななことですが、本は良い。ここ最近のストレス解消なんて、本一つで十分。