日月星辰ブログ

Vive hodie.

奇怪な事件も裏を返せば

<水路>犬の首29個 食材輸入業者…売れ残り処分に困った

 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅1の水路(幅8.5メートル、水深約50センチ)に「たくさんの動物の頭が沈んでいて気味が悪い」と近くの交番に通行人から通報があった。駆けつけた警視庁亀有署員が首から切断された犬の頭部29個を確認、同署に回収した。「大事の前触れでは」と近所で騒ぎになったが、夜になって犬の肉を扱う食材輸入業者の男性(83)が「自分が捨てた」と同署に連絡した。違法な廃棄物投棄とみて事情を聴いている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000143-mai-soci

残業中、ニュースで「犬の頭ばかりが何十個も水路に捨ててある」というなんともおどろおどろしい事件を聞きかじり、やはり人並みにすわ猟奇事件! 夜な夜な野良犬の首を狩る殺人鬼!(この場合、殺犬鬼か)次ぎにねらわれるのは、あなたの愛犬かもしれません…なぞといういかにもっぽいフレーズがまず思い浮かんだが、待てよ、韓国あたりでは犬も食べると言うし、などと帰りすがらに考えていたら。

やっぱりね。

豚の頭が捨ててあったのならば、こうも騒ぎにはならなかっただろうに。人間というのはつくづく勝手な動物だ。喰われる豚や犬にしてみればおなじことなんだろうに。逆に、人の頭が何十個、捨ててあっても、狼からしてみればさほど猟奇ではないに違いなく。

でも、この事件ちょっとジョジョっぽいと思ったごめん。