日月星辰ブログ

Vive hodie.

思えば

震災から3年、片時だって地震のことを忘れず、ずっとなんか調子が悪かったわけですが、ようやく同人小説一つ書けるぐらいには復活しましたね。親族の服喪は3年という、中国の教えは正しいのだと思った。私は悪徳、くだらないこと、不謹慎なことを垂れ流す悪い舌を切り取られたようなきがずっとしていた。震災後からずっと。

未だに世の中は不謹慎を語るとすこしはばかるようなところがあるように思い、それはどこからが分岐点かというとやっぱり震災のような気がしてならない。ようやくおずおずと不謹慎を語れ、くだらないことに身をやつし、役に立つ、だのほんかくてき、だのという噴飯に顔をそむけることができるような気がする。

電気をつけよ、戦争は終わった、のである。ピンクのネオンを灯せ、スプラッタホラーを見よ、怠惰の唄を歌え。平和のうちにしか退廃はないとするなら、どうかこのまま、平和なままで。