日月星辰ブログ

Vive hodie.

引っ越しました

備忘録として。

 

2008年から住んでいた住居を引き払い、引っ越しをしました。

と言っても、引っ越し屋に荷物を運んでもらったのは6月11日です。もう1ヶ月ほどが過ぎています。

 

前の物件は更新に更新を次いで、今年また更新…の予定だったのですが、気まぐれに引き払ってしまった。

大家さんもはじめに契約したおじいさんは亡くなっていて、娘さんが継いでいらした。大家さんの弟さんだっていう電気屋のおじさんもいつの間にか、おじいちゃんになっていた。

電気屋のおじいちゃん、めちゃくちゃ世話になったなあ…。管理人さんも兼ねていらしたので、鍵をなくして深夜に鍵開けてもらったり、地震で壊れた壁を直してもらったり、いつの間にか剥がれてきた壁を直してもらったり。

 

壁が剥がれてくるってのはびっくりしました。賃貸も10年を越すとがたがくるので、10年単位ぐらいではやっぱり店子を入れ替えたほうがいいと思うんですよね…。

 

で、移ったところは管理もなんか業者がやってるし、家賃保証会社も入っているみたいな割としっかりしたとこです。

 

まだ荷解きできてません。

 

本当に近況報告だなこりゃ。

北海道4日目。

前の日に二風谷までの大冒険を果たしたので、まあゆっくりするか…というマインドになっていた。そもそも、前日にどうも手袋どこかに落としたくさい。

ちょっとお気に入りだったのでしょんぼりである。

ニセコのポテトの方はきっちり持って帰っていた。朝ごはんを食べたいのでまあ、目的地でおやつにでも食べようと思っている。

冷めてしなしなのポテト、わたしは平気で食べられるんですわ。

流石にこの日は若干寝坊。7時に起きてご飯しに行く。

f:id:lubu:20181215165416j:image

昨日の晩に、お腹が弾けるくらい食べたくせに、朝になったらちゃんとお腹が減っていた。

ホテルの推薦のがたたん汁。暴食の翌日としては最適なのではなかろうか。

実はここは二泊目で、前日は出発が早すぎたために朝ごはんたべられなかったから、つい張り切ってしまう。

f:id:lubu:20181215165846j:image

たべすぎたんじゃなかったのか……。

真ん中ががたたん汁、他にも油そばラタトゥイユ、ベーコンにほうれん草…

美味しかったです。

f:id:lubu:20181215171404j:image

若干ノープラン気味ではあるものの、まあふつうに身支度などをしていい塩梅の時間で出、新さっぽろからバス。ノープランの弊害が発生してバスを20分ほど待ったりもしたが、まあもう今日は点と線はやめたからさ。

道立博物館実は初めてでして。

土地が広いのもあるけど建物がでかい!  スマホだと写真に収めるのも限界がある。

f:id:lubu:20181215171643j:image

今回はARを集める旅だ、ということを忘れないで…。

アシリパちゃんいた。杉元はこの日はいなかった。

f:id:lubu:20181215171914j:image

よしよし……。

f:id:lubu:20181215172217j:image

大きな象だな!

マンモスの化石とツーショットとかやる。

凛々しい。

f:id:lubu:20181215172351j:image

この古代人が何となくウイルクさんに似てる気がする。ヒゲでイケメンだからか。

大昔、この辺りにはでかい海獣が住んでいたのだけど、食べると美味しいので乱獲にあい、滅んだということだ。美味しいなら食べてみたかった、という感想が出ちゃうところが罪深い。

「オットセイ」という言葉はもともと、オットセイの陰茎を表す言葉だったそうだ。アイヌ倭人の交易品として、高価で取引されたようである。もともとチンポを表す言葉がそのまま名前になるなんて、オットセイ的には不本意だろう。

まあちんぽは生命の根本であるからして、それもよし、という見方もあるか。

f:id:lubu:20181215173040j:image

男根すなわち命の根本である。

精力剤として珍重されたとのこと。同物同治。

ワシの尾羽は白石も小樽で売りに出ていましたね。それを買ったお金で「ちょっと高い」女郎屋に行ったのである。

f:id:lubu:20181215173249j:image

こういう物を丁寧に取って置いてる人といつのはほんと奇特だと思う。写真コレクション。集めた人の手の温かみが感じられる。

f:id:lubu:20181215173427j:image

屯田兵の制服。当時は手で仕立ててるので、どこで見ても何かしら味わいがあり、見飽きない。

f:id:lubu:20181216140334j:image

アイヌについての展示も大変充実していた。アイヌが辿ったある家族の歴史を、現代の男の子が4世代にわたって遡るパネル展示、すごく実感が湧いた。

わたし個人は日頃自分のルーツを何代も遡って確認するような機会はない。せいぜい祖父母くらいまでで、さらに前はどうだったのか、なんてなかなか考えないものだ。まあ遡ってもかなりありふれてて、つまらないからなのだが。

だから何か特別なルーツがある人のことは密かに羨ましく思っていたが、逆に特別なルーツであるからこそ苦労をした人もいたであろう、と思う。どんなルーツだろうが自然に受け入れられるような世の中がいいね……

f:id:lubu:20181216142102j:image

とある宴会のお膳、というのがあったのですかさずチェック。こういう、日常のなんてことない事物ほど貴重だしいろんな参考になる。

監獄ご飯が漬物と麦飯だけ、というのとか、そう。そういうのを知りたいの。

ニシン漬けは今回の旅で念願の「冬季版」を食べられた。夏季に無理やり飲み屋で出すのとはわけが違う、本場のニシン漬けは、とにかくキャベツが甘くって、ニシンが大きくってよかった。

f:id:lubu:20181216163518j:image

 三平汁のアイディアはオハウからきたんだってどこかで読んだ気がするけど、どこだったか。

 企画展示が「北海道の監獄」とかそういう感じで、囚人道路についてだとかの展示も見られた。網走にはまた行くつもりだったけど、あちらはまた見応えがすごいし情報過多なので、何かと見逃しがち。簡単にワンコーナーでまとめてもらえるのありがたい。

f:id:lubu:20181218000112j:image f:id:lubu:20181218000205j:image

 

 あとは、これ。大正時代のある日の列車の客車の様子。なかなか金持ちそうな旦那も居合わせているけど、農家の人とか馬喰とか漁師とか、結構雑多。列車は全部等級で分かれていたと思い込んでいたが、そうでも無いのかな。

f:id:lubu:20181218000255j:image

 特に日常使いのローカル線なら、等級よりも客車を何両にするかそのものの方が結構問題になりそうな気がする。

 今でも、「グリーン車」と「指定席」「自由席」は言ってみれば等級が別れてるよね。ものは言い方である。三等客車と自由席なら、まあ後者の方が民主的っぽい。

 各マネキンの服装とかすごくいいと思って、ガンガン写真にとる。ちゃんと年齢とか職業とか、電車に乗ってるシチュエーションとか、設定がついてるんだぜ。

 

忘れちゃいけないやつ。ゲロリ。

f:id:lubu:20181218000355j:image

下駄でスケートできるとか、当時の日本人の体幹力はんぱないな。

 あとは「北海道の自然」コーナーとか。コロリと樹木から落ちたどんぐりが、どんな動物の餌になっているのか、をピタゴラスイッチ的な装置で教えてくれる。

 私は常に時間に追われる旅人なので、全部は試さなかったけど、なんども試して自分の転がしたどんぐりがどの動物に食べられるのかを観察することができる。

 ちなみに私の転がしたのは、りすに食べられてた。熊さんにあげたかったんだけどな。

f:id:lubu:20181218082422j:image

 そしてこの熊さんのぬいぐるみ。しまったここでアシリパさんだせばよかったぜ。

 

 と、北海道立博物館、正直それほど期待してなかったのだけれども、メッッチャクチャ楽しかったです! おかげで開拓の村にあまり時間が割けなかったのが心残り。

 まあ一度行ったからいいか、というのがね これが間違いなのよね。

 

 14時台のバスで、開拓の村へ。

f:id:lubu:20181205133512j:plain

ここで杉元とアシリパちゃんの中の人が写真撮ってたな

 

 もちろん入り口にはお二人さんのパネルもあったし、何よりここでは土方さんのARがもらえるのだ! 行かずには済まされない。

f:id:lubu:20181218082742j:image

クリスマスリースと土方さん。

 

f:id:lubu:20181218082805j:image

小樽新聞社にご来社の土方さん。

 

 とか撮ったりした。

 実は、初めARのコーナーを見つけられず、さっさと入場してしまってから、「あれ…ないし」となって戻ったのだが、モギリのお姉さんは親切に教えてくれたし、一度外に出てもよかったので、安心である。ARおよびパネルはチケットをもぎる前のところにあるのだ。つまりお金払わなくてもARだけはゲットできるのである。親切というかなんというか。もう少し商魂たくましくしてもいいんですよ。

 モギリの前の待合室みたいなところには、サイン色紙も展示してあるし単行本も大事に飾ってあった。これを見逃すなんて! まあ帰りでもいいでしょ、とはならない! 土方さんと! 開拓の村を回りたいの!

 

f:id:lubu:20181205143314j:plain

単行本&サイン色紙 キャスト陣も訪れたので、多分私が前来た時よりさらに増えてる

 聖地に関してもよく聞かれるのか、すでにパネル化して貼り出してあった。これで見逃すこともなく安心だね★

 

f:id:lubu:20181205143334j:plain

等身大パネル 今回のAR聖地には必ずいる。毎回撮ってる。

 もう、「尾形のいた床屋さん」とか「土方さんのアジト」とか「兵舎」とかそういうのは急ぎ割愛し、今回は前回行かれなかった建物を中心に回る。

 

 とその前に。前も行ったけど、妄想系フジョシとして外せない案件が…。

「旅館」

f:id:lubu:20181205143716j:plain

あとはわかるな。

 細かく聞くのは野暮ってもんよ。

 どういうシステムでお泊まりするのかなどは、多分いまとあまり変わりない。その後一生懸命サイトとかで調べた限りの結論ではあるが。

f:id:lubu:20181205143831j:plain

表玄関。電話は「7」番。大正時代だからもう電話はこういうお店にはあったようだ

f:id:lubu:20181205144039j:plain

寒すぎてあまり良い写真が撮れなかった この部屋のちょうどは良いでしょ?

f:id:lubu:20181205144010j:plain

見取り図みたいなものが本当にこうね、、、ありがたいのよ

 つい感慨にふけってしまう。

 しかし屋外展示、とにかく寒い! あと展示建物に上がり込む時にスノーブーツを脱ぐのが地味に面倒臭い。

 

 

f:id:lubu:20181205152307j:plain

駅逓。こういうところで馬を休ませたり、泊まったりするそうだ。

 野田先生も「杉元たちもお金がある時はこういうところで休んでいたのでしょう」と明言されていた、駅逓。場所的にも初期には利用していたのではないか、と思われる。ちょうど、小樽から札幌に向かおうとする途中ぐらいにある感じかな。

 馬から落ちて迷子になっちゃった白石が、泣きながら一人で使ってたかもしれないし、そんな白石を探す三人が、ここで居合わせた人に聞き込みをしたりしたかもしれない。

 妄想は膨らむ。

f:id:lubu:20181205152344j:plain

お人形の髪の毛がちょっとハゲちゃっててかわいそうなんだけど、こんな感じで寄り合いして、話せる場所がある。

 お茶ぐらいは出してくれるんだね。いいとこだな、駅逓。

 

 今回のメインイベントの一つは養蚕小屋である。

f:id:lubu:20181205153518j:plain

本誌登場記念

 前回は時間がなくなって、見られなかったのだ。

 農村関連を諦めて、ニシン小屋の方に行ったのである。

 本当は農村エリアにもう一つ最重要な建物があるんだけど、それに関しては後述する。それも前は回れなかった。

f:id:lubu:20181205153556j:plain

養蚕室

 写真が暗くって申し訳ない。もう日が暮れかかっていた。またも緯度の高さに翻弄される。

 

f:id:lubu:20181220085313j:image

 関谷さんの回してたあれ、以外と小さいのね。

 

f:id:lubu:20181205153828j:plain

蚕に餌をやる

 マネキンが一心に作業をしている雰囲気。もうじわじわと日が暮れかかっているので、何と無く寂しげである。

 

f:id:lubu:20181205155051j:plain

悪魔の棲む家

前回行けなかった聖地というのはここのことである。日高でエディー・ダンの経営する牧場に出没するヒグマと戦う話で、キロランケと白石が逃げ込んだ家、のモデル。

 中はちょっと裕福な農家の、宴会の様子が見られるようになっている。

f:id:lubu:20181205155131j:plain

例のアレ

 ちょっと写真はボケボケだけども、例のアレも戸口にちゃんとありますよ。

 裏口を塞ぐためにキロランケが持ち出した機械。唐箕だと思われる。

 

f:id:lubu:20181205155549j:plain

御膳

裕福な農家のお祭りのひと時、という展示だったので、お膳がそうとう豪華。一人一本お銚子ついてるじゃん! ちまきみたいなものと、お煮しめ、漬物なんかが見える。あとお赤飯。

ちなみに奥の座敷にはお神楽がきていて、なぜか顔ハメして遊べるようになっているのだ。シュール。

f:id:lubu:20181205160052j:plain

牛飼いの家

農村エリアにはこんな素敵な建物もある。

f:id:lubu:20181205160151j:plain

f:id:lubu:20181205160242j:plain


ゴールデンカムイ本編ではもう心は樺太、これからは樺太の時代、というような感じの雰囲気だが、まだ土方歳三一行は北海道に居残っているので、この先牧場とか出てくるかもしれないじゃん 牛山さんが牛乳飲んで「うまい」っていうとか。そういう展開がさ。

だからぬかりなく押さえておかないとダメなんだ!

 

f:id:lubu:20181205161515j:plain

白石がぎくっとしそうなところで締める。

駆け足すぎて後ろ髪が引っこ抜かれそうなほどだったが、16時台のバスで市街に戻った。

 

同人誌で写真館を書いたので、写真館でもバッシャバッシャ写真をとりました。

f:id:lubu:20181205145836j:plain

広瀬写真館。虹同人誌ではアメリカ人が出てくるのに写真屋の名前を「平井」にしてしまい「娘婿だよきっと」と開き直ったりした。

f:id:lubu:20181205150432j:plain

背景込みでの撮影(イメージ)。明かり取りの窓の仕組みが面白い。

 

実はこの日はさらに冒険が待っていたわけだが、その話は6日の記事で書く。



 

 

 

 

 

 

点と線(北海道旅行 3日目)

旅行中はなにかと忙しくていけない。

旅行ってのは、まったりのんびりいくもんだ、と思っている人は、ひとり旅を一度してみると身にしみて意味がお分かり頂けると思う。

 

せっかく来たんだからあそこもここも、みたいな、昭和の農協の視察みたいな旅をしてる訳じゃなくても、色々と「決断」「取捨選択」を迫られるケースが押し寄せてくる。

日常ではめっきりルーチン化して、衰えてる感性、能力を刺激される。せざるを得ない。使うように迫られる。

 

そう言う面倒を避けたい場合はまあ、読売とか日本旅行とかの安心と伝統のツアー旅行とかで唯々諾々と着いてけばいいけど、あなたの年齢が仮にまだ40代以下であれば、よほど日々、決断の連続をしててもうアカン、ノイローゼなる、ていう人でない限りは、全て自分で決める旅の方がいいと思う。

とここまで書いて、なんとなく長がつくタイプの、毎日シビアな判断をしている人がこう言う旅行を嫌がるような気がしてきた。がまあ、そういう人は多分、なんでも自分で決めたがるから、せっかくの休暇旅行もぶいぶい決断しまくるんでしょうけど…

 

とまれ。

 

人に任せるか、自分でやるか、もまあ、決断の一つである。

 

今回の私のミッションは、アイヌの里、二風谷に行くことに尽きる。わざわざ札幌に二泊したのは、その辺りのためなのだが、ほんとを言えば二風谷に一泊くらいしたかった。

その、二風谷。

結論から言えば、ほんとに何もない、清い里であった。ただし、アイヌ工芸の点においては、トップクラスの作家が気軽に直売店を運営していたりして、気が抜けない。沙流川のほとりののどかな村落、ではある。行ったことはないけど、危うくダムに沈みかけた阿仁と似てるのかもしれない。

f:id:lubu:20181206230026j:image

博物館前のバス停付近の写真を貼っとく。通る車のほとんどがダンプカーか貨物車、牛とか運んでるトラックである。

走り去っていくバスのお尻に、つい不安になる。

 

さて。

 

ひとり旅でバスとかに乗ってる間暇なので、実況ツイートをしてたら、いろんな方に励ましていただいたので、私がどうやってここにたどり着いて、なにごともなく、途中で詰まず、札幌・ススキノまで帰り着いたかを書いておく。私がもたついたところを改良、かつかつだったところを改善していただき、役立てていただければ幸いである。

 

●出発点

f:id:lubu:20181206230807j:image

他の予定の関係上、出発点は豊水すすきのである。現在時刻6時。天候は小雨。大事なところに行こうとすると大体いつも雨なんだよね  前に白老に行った時も降ってたから、アイヌの神様と折り合いが悪いんじゃないか…と日頃の行いを反省する。もっと鷹揚に、人に親切にしなくちゃ…

f:id:lubu:20181206231119j:image

北海道の支線はとにかくダイヤがアレ。本数が半端なく少ない。事前に綿密に計画をしつつ、アクシデントにもフレキシブルに対応を迫られる。

地下鉄に早めに乗ったので、余裕を持って、6時53分発の「スーパー北斗」苫小牧行きに乗る。

とにかく早く着きたい一心で、一部電車を使ったが、高速バスだと旅程はもう少し短くて済む。ただし、向こうに着くのが11時になる。体感としては別に11時でも良さそうな感じではあった。帰りの時間を考えると、一時間くらいなんだ、ケチケチすんな、という気もする。

まあ、二風谷で日帰り温泉も、とかやってみるともう少しまったりできるかも。

ただし、これだけは言えるんだけど、博物館前16時7分の苫小牧行きを逃すと、詰む。その詰み方は半端ない。だから早いうちに言っておく。これでも終バス1本前。

人生で大事なことは、めいっぱいを目指さないこと、必ず八分までで勝負すること。いざという時に18時34分はとっておく心の余裕。

f:id:lubu:20181207185705j:image

流しのタクシーなんていない。まあ電話で呼んでもいいけど、その先の接続は全てぱあよ。

f:id:lubu:20181206232417j:image

とちゅう、鹿やタヌキなどの出没により時折急ブレーキをかける恐れが、とかアナウンスが入る。札幌をいくらか離れると俄然原野っぽくなる。畑があるところもあれば、白樺を中心にした雑木林が残ってるところも、走る。

苫小牧到着は7時39分。

乗り換えに関しては割と余裕があるが、早めにホームに向かう。苫小牧に行く間に日も登ったが、どうも天候が怪しい。

f:id:lubu:20181207191307j:image
f:id:lubu:20181207191311j:image

可愛い電車デショ?!  日高本線、様似行き。昆布のパックに書いてある様似産、のあの様似か。

これに乗ってれば着くんならまだいいが、そうではない。この電車とは鵡川までのお付き合いである。

じゃあ本当ならどこで降りたいの?といえばまあ、富川駅なんですけど。

沙流郡日高町富川南、が正式な駅の住所。その前の汐見駅なんて、プラットフォームがあるばかりの姿である。

日高本線はどうも、廃線の危機と戦っているようだ。

野田サトルファンなら、二風谷と勇払の両方にアプローチできる(前者はあくまでアプローチだけど)、ステキな路線だってのに!

勇払は「スピナマラダ!」の主人公が通う高校がある。アイスホッケーの強豪校、という設定。

その勇払でも降りたいけど、さっきも言ったけど一度降りたら計画が全てぱあとなる電車なので我慢して写真だけ撮る…。

f:id:lubu:20181207192718j:image

f:id:lubu:20181207192819j:imagef:id:lubu:20181207192900j:image

 

外になにやら黒いものを積んだ工場があった。化学工場らしい。

鵡川着、8時27分。

ここからは代行バス。本当応援したいわ、日高本線

f:id:lubu:20181207193208j:image

割と大きめの駅で安心した。ちょっと待って、まだ朝。

博物館前到着予定時刻は一応9時54分。半分ぐらい来たかな…。

鵡川からの代行バスはすでに駅前に止まっていた。小雨の降る中、駆け足で移動。

別に置いていきやしないと思うけど、置いていかれたら詰む、という気持ちが、足を自然に駆け足スタイルに動かす。

気持ちとしては代行バス「様様」。つい写真まで撮っている。

f:id:lubu:20181204084341j:plain

代行バス

「ようこそ」っていう表示に「よろしくお願いします」と言いたくなる。

 この代行バスは途中、「汐見」などに止まりつつ、富川まで送ってくれるのだが、またこれで30分かかる。富川着、9時8分。

 

 日本の中なんだからなんとかなるだろう、とまあ、ほかの地方なら思ったかもしれないが、北海道は別である。まず本州でこの距離を移動しようなんて思わないけど。魅惑の大地・北海道。

f:id:lubu:20181204090215j:plain

汐見駅

ちなみにこれ、汐見駅ね。泣くんじゃない…。

JR北海道は2015年からずっと、この辺りの復旧をできずにいるそうだ。泣いちゃう。

 

f:id:lubu:20181204092715j:plain

富川駅

 富川駅前のバス停にたどり着いた。ここからは23分まで、約15分、待ちの時間である。都内ならドトールビバークとかって贅沢をするところだが、そんなものはない。民家が数件、あるくらいり自販機の暖かい缶コーヒーであったまろうと思ったら、間違えて「つめたーい」を押してしまった。

 飲み干してから、もう一本買った。でも、100円だったからいいもん。お安い。

 ここで待っている間に、白鳥がこうこうと鳴きながら頭上遥か上空を飛び交うこと二度三度、小雨がじわじわと激しくなって、一時ざあっと降ること数分。数分の間に傘をさして、また畳んで、私はいっつも聖地に行こうとすると雨が降る、宗像大社のある離島に行った時も、神社に近づいたときだけ雨が降った、それ以前に北野天満宮でも近くに行ったら雷雨があった、白老もざあざあぶりだったしなんなら旭川のカ子ト記念館もそうだった、神社はまあ違うとしても、アイヌのゆかりの地に行こうとすると雨が降るのはなんだか不穏である。私の前世は嫌なシサムの旦那、とかだったのか。やだあ。

 

 とか考えていた。

 

 ほぼ定刻通りにバスがやって来て、いそいそと乗り込んだ途端に、雨がふっと止んだ。 被害妄想をこじらせるべきかどうか、判断に迷う。どうもツンデレな天気である。

この辺りを牛耳っているのは、道南バス。とくにローカルな路線はほぼそう。 

 

f:id:lubu:20181210090745j:image

バスの網棚広告に気になるものがあった。アイヌ語での車内放送だって!?聞きたかった。

この路線も30分程度、乗り続ける。途中の景色を楽しむ余裕はある。

f:id:lubu:20181210091116j:image

ついたー!  何もないところが清々しい。

f:id:lubu:20181210141339j:image

 

●到着!

シーズンオフなので何となく閑散としている。いやそれ以前に平日である。こんな日にスミマセンネ…という気持ちでこそこそと。だいたい気合を入れてきすぎて、開館までに数分ほど時間があった。

f:id:lubu:20181210201535j:image

外観。モダンな形も何か表してるのかな。

f:id:lubu:20181210201748j:image

感無量すぎる。みんなもこの気持ちを味わって欲しいので、もったいぶる。

f:id:lubu:20181211081722j:image

入口の木の扉にもアイヌ彫刻が施されている。

f:id:lubu:20181211081853j:image

ARも無事ゲット。キロちゃんとデート、に使っていいよ、というかんじのしゃしんが撮れたが、私の感覚だと取材者とモデルみたいな気分。ガチャガチャ撮影機器を持ち歩いてる系女子。

見てのとおり、新しくて綺麗な建物。結構来館者は多いのかな。今日は人いないけど…

 

f:id:lubu:20181211082234j:image

杉元とアシリパさんの立て看板もちゃんと飾ってあった。3ショットを試みるが、脚のラインがなかなか揃わない…

今見て思ったけど、タテカンに足を揃えたら不自然だろと思った。ARキロちゃんは!現実だから!(拡張のな)

 

ポーズかいろいろある方がこういうのは面白いよね。

f:id:lubu:20181211083354j:image

このあたりの大きさのストゥとか、

f:id:lubu:20181211083522j:image

ニキセリ(煙管)、タンパクオプ(タバコ入れ)と言った喫煙具。  キセル入れ、っていうかキセルを引っ掛けて吊り下げとくところ、の構造がすごい。雁首を穴に通して上から下げれば、落ちないよねという形になっていて、理にかなっている。

煙管の方はわりとシンプルなデザインが多いが、タバコ入れとタバコかけはセットになっていて、彫刻がすごい。なんとなく、煙管の方にも彫刻を施したくなるところだが、そういうのはあまり見ない。消耗品だったのか、タバコのみあるあるでよくなくすのか。

現代でも飲み屋に行くとたまに、まだいっぱいタバコが入ってるパックが置き忘れられてることがある。もったいない。こういう事故がアイヌの人たちでも割にあったのでは、などと妄想する。ひとんちに忘れたり、山に忘れたりさ。

タバコ入れが豪華なのは、タバコそのものが交易品で、高価だったから、というのも考えられるな。タバコ入れの方は帯から吊るす形になっている。よほどそそっかしくないと忘れない。

ニキセリは「木の煙管」の意味とのこと。複合語だ。キセリ、はキセルからというから、外来語だな。鉄の雁首のものなどは単に「キセリ」というのか。

f:id:lubu:20181211084844j:image

これは確かイタタニ(まな板)だったと思うんだよなー。表面のギザギザが使い込まれ感を出している。さりげないハート型。

f:id:lubu:20181211085059j:image

うーん。

f:id:lubu:20181211085202j:image

いつまでもいられるぞ。

写真も撮り放題なのも嬉しいし、映像や音声資料が充実しているから、本当にまじめに3時間とかいられる。

これでも映像は全部見てない。

気がついたら一時くらいだったので、まずいまずいと駆け足に。時間の拘束がつらい。

f:id:lubu:20181211085443j:image

丸木舟には乗れたりもするので、ぜひ乗ってみて。

f:id:lubu:20181211085557j:image

「またいつでも来いよ」という気持ちだが、12月16日から1ヶ月は休館なんだよここ。キロちゃん。

茶番はこれくらいにして、見終わったら余裕で一時を過ぎていた。遅めのお昼にしよう。

選択肢はいくつかあるが、噂に聞くキトピロラーメンが食べたい。

f:id:lubu:20181211124141j:image

おいちちょう。

いや実は屋外展示などもあってそんなにすっとは行かない。

f:id:lubu:20181211124305j:image

プ。貯蔵庫だ。覚えやすいなまえ。

f:id:lubu:20181211124437j:image

ヘペレセッ。子グマを入れとく檻。餌箱の仕組みがイマイチ分からなかったが、今回やっとわかった。

f:id:lubu:20181211124713j:image

ぴったり差し込める溝が、ある一点に付いている。クマを入れたまま、そこから差し入れる。

ゴールデンカムイの中で、この檻の中でみちみちに育ってしまったかわいそうなクマさんが出てきたが、多分そうなるしばらく前にはこの餌入れが入らなくなっていたに違いない。粗末なものを食べさせて…というアシリパさんのセリフもあったけど、それも干からびた、ずいぶん前のだったと思われる。

かわいそう。

1年くらい飼ったら、まだ若いうちに熊送りしてしまうのが普通らしい。

f:id:lubu:20181211125106j:imagef:id:lubu:20181211125139j:image

オッカヨル(むしろの目隠し付きの親切構造)


f:id:lubu:20181211125143j:image

と、メノコル。いろいろいいとこはあるけど、女性の便所だけは納得いかん。

もしかしたら現代と同じく、オッカヨルは数人が使える構造で、メノコルは一人用、ということなのかもしれん。白石なんでこっち入ったの。

f:id:lubu:20181211125421j:image

べんじょで締めるのもアレなので、チセ。

f:id:lubu:20181211125546j:image

閑散とした工芸館にて、先生のサインを見るなど。この辺りでスマホの電池が怪しくなり、いよいよ飯だ飯だ、となる。

ポータブルバッテリーにつないで、ご飯。また写真出していい?

f:id:lubu:20181211124141j:image

キトピロラーメン!

味噌仕立てで大変温まる。ギョウジャニンニク自体はほんの少しだが、ふわっと香る香りが美味しい。

お麩が入ってるとこ、北海道らしい。

他にもカレーライスとかが食べられるが、ここははじめてならキトピロラーメンにしとくべき。

お腹もくちくなり、電池もだいたいオッケーになったので、再び外に出る。2時近くになっている。

博物館の近くには、いくつかアイヌ工芸のお店がある。ご案内は博物館で周辺マップがもらえるので、いくつか回ってみるか、と散策を開始するが、オフシーズンのせいか、営業してそうなお店がなかなか見つからない。一軒めに入ってみたところ、招き入れてはくれたが、営業している様子がない。

「展覧会で作品全部持ってってるんですよ」とお店の人が言っていた。なにー。

お店の方に、少し見て回れるところはないか聞いてみたところ、「萱野茂記念館は行った?」「ああ、でも今日はお休みかもね…」なにー。

 親切にあれこれを教えてもらったのに、空手でお店を出る。

あとでわかったんだけど、どこも工房を兼ねているようで、気軽に二つ三つ、お土産にという感じじゃない。一点を目指して来店し、時に注文して、という感じ。もちろん展示中の作品も買えるところもあるだろうが、お気軽なお土産ニーズには記念館近くのアイヌ工芸館に行った方が良い。500円くらいのものからあるから。

二件目は店構えがポップで入りやすそう、という理由でこちらに入ったら、これがまた素晴らしい出会いになった。

実はお友達に、二風谷に行ったらぜひ行ってみてほしい、という作家さんの工房兼店舗を教えてもらったのだけど、お店の名前まで聞きそびれてしまっていて。

はじめに入ったお店で聞くわけにもいかず、閉館中の萱野氏の記念館のお庭(こちらは入れる)にあった縁結びの岩に「どうかお引き合わせを…」とやったのが、よかったのかもしれない。

f:id:lubu:20181212124850j:image

実はバス停のすぐ近くのこの店だった。「つとむ」さん。

こちらのご主人は代々この辺りに住んでいたアイヌの末裔で、アイヌ彫の作家さんのなのである。ほかのお店も同じように、代々住んでいる方が、木彫りやアトゥッシ織なんかを作っている。中には惚れ込んで本州から渡ってきて、同じように木彫りを作ってる方もいるそうだ。

村の中は本当に静かで、じっくり作品に取り組むには格好の場所なのだろう。

「つとむ」さんもお店の前が工事中で、入っていいものか迷っていたんだけど、お店に行ってみると暖かく招き入れてくださった。

ゴールデンカムイをはじめ、映画などで登場するアイヌの人々の小道具なども手がける作家さんの、アトリエ………!

 

ヒミツにしておくべきかとも思ったんだけど、お店だし、繁盛してほしい……

ので、そっとアトリエの外観だけ貼っとく。

キロランケのマキリを作った作家さんです。とても気さくで親切で、いわゆる精神のいいニシパ、ってこんな人なのかな…と思いました。

(そういう方に子供の使うものを作ってもらうといいらしい)

 

コーヒーをご馳走になったり、お話を伺ったりしてる間終始へんに緊張してしまい、若干キョドッていた。お礼を言って別れて、沙流川歴史館をぶらぶらしてるうちに、なんかすごさがじわじわ実感されてくる。

今年の締めくくりに、いい体験をした…してしまった……

f:id:lubu:20181213085857j:image

沙流川の歴史を紹介する施設。ここは無料で入れる。

f:id:lubu:20181213123454j:image
f:id:lubu:20181213123451j:image

動物の像が剥製ではなくて木彫りなの、いい。

f:id:lubu:20181213191949j:image

二階に、二風谷湖に訪れる越冬の白鳥を見られるコーナーがあるんだけど、ここの机がまた良い。さりげなく施された彫刻のクオリティも高い。もちろん手作り。

f:id:lubu:20181213192246j:image

神秘的に靄の立ち込める湖。二風谷湖はダム湖である。沙流川はもともと暴れ川だったそうだ。かのイペタムが沈んだのも、沙流川だったようである。

 

ちょうどよく4時少し前になったので、ゆるゆるとバス停に。また来たい。また来る。

f:id:lubu:20181213203454j:image

 

さて。

 

また片道3時間半ほどをかけて帰るわけだ。

バス待ちの間に、ナビタイム先生を立ち上げる。先生は機械なのでこちらのふわっとした意図はあまり組んでくれず、「10時ごろ着きたいんだよねー」というと十時前のルートとか言って平気で前日の高速バスとか返しやがるんだが、帰りはわりと、まともな情報を返してくれた。

 

●帰路

f:id:lubu:20181213203740p:image

しかしここで一つ疑問が。

「高速とまこまい号って、…予約いるやつなのか??」

地元でよほど慣れていないと、そういう情報にいちいちドキドキする。この日高方面に限って言えば、電車より圧倒的にバスの方が便利で早い。

もし、高速でとまこまい号が完全予約制、間抜けで不用意な旅行者など乗せてもくれない、となったら…拓勇南とかいうどマイナーなバス停で詰むことになる。詰みは嫌だ!!

  この路線を牛耳っている(はずの)札幌中央バスに、博物館前でバスを待つ間に何度か電話をしてみたが、なかなか通じないんだこれが。

 ずっと「混み合っております」なんですよ。何回線開けてるのか知らないけど…。

 

 北海道でバスに乗ると、だいたい1路線ずっと一人か二人、みたいな感じなので、てっきりバス会社にもサクッと電話がつながると思うじゃんね。話はそう簡単ではない。

 あとでじわじわわかってくるのだが、ローカルの路線バスはお寂しくって、学生さんか病院通いのお年寄りの足、という感じなのだが、高速路線は割といい感じにたくさん人が乗っている。とりわけ予約制の長距離バスは、いまひとつ頼りにならないJRよりも活躍している雰囲気だった。

 そんなわけで、まあ、そういう予約とかで、電話はそこそこ混んでいるのかもしれない。

 いずれにせよ、予約をとっておかなくてはダメだったのなら、完全に詰みだ。とまこまい号でなんとかなりそうな、拓勇南大谷地間の時空間ワープを諦めて、ローカル路線で終着の苫小牧駅前まで行って、そこからいつくるともしれない電車を待つしか…

 やだ。

 

 富川市街で幸いに乗り換えだったので、またしつこく電話をかける。富川市街から、富川大町までの一区間を、ぼんやり待っていても何にもないので、歩いたりしてみた。

f:id:lubu:20181214000300j:image

富川大町のバス停には、ガソリンスタンドやラーメン屋、ツルハドラッグなどがあって少し心強い。街の灯りが恋しくなる。

というのも、まだ17時前なのにこの暗さなんだもん。やっぱ緯度が高いんだな。

 

暗くなると心細くなる。車通りこそ盛況で、ツルハドラッグの駐車場には車がそこそこの台数止まっているが、バスを待ってるひとなんていない。そのうち暗くなってくる。

中央バスへの電話もなかなかつながらず、これはもう苫小牧までバスか…とか思ってるうちに、乗り換えのバスが来た。小雨だったからか10分ほど遅れている。

バスの中でかけた電話がようやく繋がり、高速とまこまいは予約なしで乗れるということがわかって密かに大喜びしたのだが、さてこうなってくると俄然、タイムアタック要素が加わってくる。

 

そういえば札幌中央バスの人に、「拓勇南からの高速バス」と言ったら、「拓勇南…、でございますか?」と聞き返され、ちょっと不安になった。なんとなく、地元の人はそんな路線バスで遠出なんてしないのかな…、と思った次第。まあそんなことするのは旅行者だけかも。海外の人なんかだと国際免許でも持ってないと走れないし、いくらなんでも外国でレンタカーを乗り回せる人はごく一部だろう、と思われるので、バスが生命線なんだと思うんだけどね。

とりわけ12月初旬なんてもろオフシーズンで、恐らくは帰省とかの人もいない。

ただ、二風谷は12月中旬から1ヶ月の休館になってしまうので、我々としては!今行くしか!ない!

 

そうこうしているうちにバスは順調に遅れていく。おいおい高速とまこまい号、間に合うんだろうな……

 

拓勇南バス停に着いたのが乗り継ぎジャストタイム18時20分。  路を折り返すルートだから、道路を渡らなきゃなんだけど、こんなくらい時間にこんな広い道路をノー信号で渡れるわけないだろ!!(都会のシサム)うおーどこから渡ればいいんだーとやってたら目の前でバスが……

 

わああ。

 

f:id:lubu:20181214123418j:image

 

大丈夫!30分に一本ある!

勝つる!(だんだん道内時間に)

 

f:id:lubu:20181214124156j:image

さらば拓勇東町。

f:id:lubu:20181214124434j:image

やったー!大谷地バスターミナル

ここからは地下鉄で楽勝なので、割愛する。

 

宿はススキノなので、さてさてごはんでも、ということで、以前からちょくちょく、ゴールデンカムイファンの中で話題だったここに行った。

f:id:lubu:20181214124853j:image

海空のハル!

普通のひとり客みたいなテイでふらりと入ってみて、さりげなく「チタタプくださーい」と行ってみたら、「アイヌ文化お好きなんですか!?」とからんでもらえたー!  うん!さっき二風谷行ってたんです!  とか、盛り上がり……

うん。食べ過ぎました……

 

ラストに頼もうかなと思っていたオハウは悔しがりながら諦めた。

f:id:lubu:20181214125524j:image
f:id:lubu:20181214125507j:image
f:id:lubu:20181214125515j:image
f:id:lubu:20181214125502j:image
f:id:lubu:20181214125453j:image
f:id:lubu:20181214125519j:image
f:id:lubu:20181214125529j:image
f:id:lubu:20181214125511j:image
f:id:lubu:20181214125457j:image

チセ風の席とかもあるよ!団体で来るときには予約を入れてでも行きたいところ。

チセ席にさりげなくゴールデンカムイ置いてあった。

結局写真のニセコポテトを残して、折り詰めにしてもらう。毎日のようにフォアグラみたいに食べてるので、脂肪肝に気をつけたい……。

 

さて。一万字以内に治ったぞ!

 

ではおやすみなさい……

 

おまけ。

f:id:lubu:20181214125816j:image

貝澤徹氏(つとむ現ご主人)の作品は、二風谷アイヌ文化博物館でも見られる。「椅子のやつ」とご本人がおっしゃってたので、多分これ……

神聖さを感じさせる、儀式用みたいな椅子。

 

 

 

 

北海道旅行2日目。

二日目も小樽を楽しみながら、ゆるっと札幌に移動、というのが概要です。

 

いろいろなことがあり過ぎたのでまたまとめるのに時間がかかりそうだけど、はじめに謝っとこう。

はじめの夜だからか、まあ飲み過ぎたからか、暖房もすごく効いてたからか、眠りが浅かった。

しかしまあ、6時ごろに起きて、昨日できなかった「再風呂」を楽しみました。

温泉宿の贅沢じゃないか。

 

f:id:lubu:20181205080258j:image

また朝ごはんがめっちゃくちゃ豪華でさ。

特にこのお重…

f:id:lubu:20181205080418j:image

そしてこの蒸しベーコンに、蒸しソーセージ。ひっくるめて蒸し加工肉。

f:id:lubu:20181205080414j:image

夜の様子だともう一組のお客がいるはずなのだが、まだ起きてこない。

たった一人で、めちゃくちゃ広いホールを贅沢に使う。

ホールの人も何くれとなく世話を焼いてくれ、まるでメイドさんでもいるお嬢様みたいな気持ちだ。

小樽は日本海側の海岸に当たるので、冬はスキーもできるらしいが、スキーをするには積雪がイマイチで、リフトも当然止まっている。今年は暖かくて積雪が遅い上に、あの地震のせいで、今頃はめっきりだそうだ。はっきりいってチャンスである。

f:id:lubu:20181205080952j:image

閑散期らしくフロントにも人がいない。めっちゃ静か。小樽から車で15分はかかる、という立地も、海外客を呼びにくい難点はあるかもしれないが、スキー場は目と鼻の先。

「時折、鹿が出ますよ」

とか言われた。熊も、ちょっとした後ろ姿なら目撃情報があるそうだ。ひー。

道東あたりで古い宿に泊まると、大概熊の剥製が飾られているものだが、そういえばここにはなかった。

猟師さんがいないと成り立たない土地…。

もっとも鹿は射殺まではされず、あーいるねーという感じなのだろう。

f:id:lubu:20181205081327j:image

10時出発の宿の車(送迎バスというにはただの6人乗りのバンだった)に乗せてもらって、小樽築港に戻る。途中、いそいそと道路を横切る変な動物を見たので、よく見たらキタキツネだった。

すげー!と盛り上がってたら、「あの狐はよく太ってますね」と運転手の女性に言われる。

たしかに毛並みがかなり立派だった。犬や猫と明らかに歩き方が違う。渡りきった道路の端っこで、キョトンとこちらを振り返っていた。

写真はないけどな。

f:id:lubu:20181205081707j:image

今日は事前に休館じゃないことを調べておいた、ここに行くのだ。

円、という貨幣単位がなぜ採用されたのか、にはじつは諸説があって、上海ルール採用説、外貨は全部丸かったから説、などなど(あと一個二個あった気がするけど忘れた)らしい。割と何も考えずに決まったみたい。少なくとも文書は残ってない。

f:id:lubu:20181205102826j:image

初の日本銀行券(つまり、今の紙幣の祖)は10円から…感覚的には10万円くらいの価値があるやつ。何枚発行されたんだよ。

はじめの頃のお札は、兌換券時代の名残か、縦長。

f:id:lubu:20181205103159j:image

西南戦争のせいで乱発。

f:id:lubu:20181205103344j:image

全く戦争は金がかかる。内戦いくない。

そんなことより、ゴールデンカムイの世界がそもそも成り立つ出来事がわかった。

f:id:lubu:20181205103515j:image

金本位制への移行。

政府が金を正式に集めだしたので、円への明確な交換が効くようになったってわけ。もし、金がただの貴金属だったら、わざわざ集めたりしない。ゴールドラッシュも、この制度を目をつけた山師たちが、続々と北海道に押し寄せたから起こったんだろう…と思う。

逆に言うと、当時の政府は金が喉から手が出るほど欲しいわけ。もちろん、個人が直で政府とやりとりすると言うよりは、多分だけど、民の両替屋がマージンを取ってやってたんだろう。それでもまあ、儲かったには違いない。

f:id:lubu:20181205103849j:image

だから「お金」であり、金庫なんである。

f:id:lubu:20181205104817j:image

あとは、当時北のウォール街と呼ばれる小樽の発展史とか、日銀の仕組みやアピールが展示されていた。普段日銀についてしみじみ考えたことがないので、ありがたい気持ちに…

f:id:lubu:20181205104412j:image
f:id:lubu:20181205104416j:image

億単位でパレットに積まれた一万円札…  この姿ではまだ、「印刷物」と言う感がある。

日銀の倉庫にあるうちは彼らは金ではなく、各銀行に出荷された瞬間からお金になる、そうだ。

台車で運ばれていく映像も管内で見られるけど、完全にアレ。魚河岸のトロ箱みたい。

f:id:lubu:20181205104707j:image

日銀小樽支店の頃から使われていたカウンター。「当時のままのもの」を丁寧に残してるのほんとありがたい。

砂金を取った杉元がここに行こうと思ってたかどうかは分からない。

 

金融博物館を出たらまあいい時間だったので、私用を果たしたあと、夜に地札幌の友達と待ち合わせてまたARをゲットしにいくことにした。その前に宿にチェックイン。二泊お世話になる場所なので若干戦々恐々であった。何せ二泊で7000円とちょっとだったんだもん。

立地はすすきの。うぇー歌舞伎町のど真ん中に立ってるようなものかな??  と戦慄したが、それは間違いだった。

写真は後日追加したいが(なんか知らんけど一眼の方で撮ってる)、すすきのが近いから晩ご飯には困らないし、フロントはアロマを焚いてるのかいい匂いする。スタッフも丁寧だし周りはラブホばっかだけど、シティホテルとしてのホスピタリティは十分備えていた。

プライベート空間に入ると途端にアクスタで遊び出す。

それはそれとして。

サッポロビール博物館!である!

f:id:lubu:20181205184936j:image
f:id:lubu:20181205184931j:image

ウシヤマサーン!

背広で柔道をやるのって何故こうもフェティシズムをくすぐるんだろうか。野田先生の描く男性はみんなセクシーで困る。

f:id:lubu:20181205185116j:image

チンポ先生にご案内頂いてる気分を味わえる。

 

展示、新しくなった?  なりましたよね?  一年ほど前に行った時とリニューアルしてる気がする。単に覚えてないだけだったりして。

確信は持てないが、これかな…

http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000021248/index.html

 

もう2年も前になるの…??

展示めっちゃじっくり見る派なのですが、今回軽く流して、ご飯に。

f:id:lubu:20181205185459j:image

しつこく牛山先生にご登場いただく。聖地ゆえにアクスタ出しにくいとか、あるじゃんね。

ジンギスカンをお腹が破けそうなほど食べた。

もうこんなことしないもんね、と、この時は思ってた気が、する。

 

へやにたどり着いたのは10時ごろだったと思うけど、楽しかったー。付き合ってくれたお友達ありがとう!

 

もちろん同好の士な訳で、ジャンルの話とかをした気がするけど、だいたい忘れてしまった。

二風谷がいかに行きにくいかについては彼女も力説しており、これが次の日の伏線になる。

 

おまけ。

f:id:lubu:20181205190120j:image

榎本武揚はたしかに貴族になったかも知らんが小樽でこんな愛され方をしてまっせ、土方さん。

まあ、土方さんも変な愛され方をしてる点については、引けを取らないか…

 

 

 

 

 

北海道1日目

師走入った途端に休みとって北海道に来ていますすまんの!

f:id:lubu:20181203084237j:image

新千歳からエアポート快速で小樽に直行しました。15分刻みの電車で、札幌行きでも、小樽行きでも、来てるのに躊躇なく乗るべし。札幌で乗り換えればいいんである。

小樽駅はプラットフォームが可愛いのですが、今回はそこは撮らなかった。

f:id:lubu:20181203084458j:image

駅からすぐのところ、三角市場の前に、啄木の歌碑がある。

来たよ。

f:id:lubu:20181203084613j:image
f:id:lubu:20181203084619j:image

今回はもっぱらARを集めるのを目的にしてるので、じゃんじゃんとる。先日のコラボカフェでゲットしたアシリパさんと、今回の杉元。

f:id:lubu:20181203084808j:image
f:id:lubu:20181203084801j:image
f:id:lubu:20181203084813j:image
f:id:lubu:20181203084804j:image

展示の中身もじゃんじゃん撮ってよし!というのが近代ものの博物館の醍醐味ですよね…

小樽総合博物館は、本館が鉄道、運河館は運河と物流、がテーマになってる。

鉄道ファンが押しかけるらしく、売店のグッズも鉄道ものが多い。

バスの一日乗車券を購入したが、元を取るほど使えなかった。バスの便が少なすぎるのと、あるいても十分廻れるところが、決定的な要因ではないか……

バスはそうそう本数も動かせないんだろうな…

地方のインフラをいくらととのえたところで、人が来なきゃ話にならん。

北海道は冬場なんか道も悪いので、ポンと本州から来ていきなり運転できるわけもないから、バスやタクシーはありがたい存在のはずなんだけども。

本館見終わったところでいい感じに昼になり、ご飯をする。

f:id:lubu:20181203085433j:image
f:id:lubu:20181203085429j:image
f:id:lubu:20181203085437j:image

前来た時もここで食べた、トレノ。何気に主食を我慢してる。

運河館には半端にバスを利用し、へんな停留所で降りてしまい、少し歩いたのだがこれが良かった。途中でいくつか歴史的な建造物を見かける。

f:id:lubu:20181204061604j:image

多分名前も元はなんだったかもちゃんとわかると思うんだけど、行き当たりばったり旅なのでわからない。

f:id:lubu:20181204061721j:image

小樽運河もおすすめ撮影スポット(多分)で写真撮れた。それはなんとなくわかる。なぜならカメラを構えた人々がたくさんいるからだ。

f:id:lubu:20181204061923j:image

スマホ側にあまり良い写真が残っていない。

運河館は前に行った時は時間がなくて回れなかったんだけども、今回は行けてよかった。

f:id:lubu:20181204064641j:image

こっちにもパネルが立ってた。総合館ではファミリーしかいなかったせいか誰も写真撮ってなかったけど、こちらはファンらしきカップルが激写に勤しんでおり、密かにホッとする。仲間いた…。

f:id:lubu:20181204065807j:image

こちらは運河館とあるだけあり、海洋貿易を中心にした展示になっている。総合館が内側の交通をテーマにしているのであれば、こっちは外向きの小樽の顔だ。

f:id:lubu:20181204065941j:image

アシリパさんが着ているようなテタラペも展示がある。海を使って昔から人の行き来はあったようだ。

f:id:lubu:20181204070156j:image

消防犬文公の剥製になんか惹かれるものが… 種類は雑種で、とても小さい。好物のキャラメルがお供えしてある。そんなものを食べてたのに、24歳の長寿を全うしたそうだ。やっぱ寒いから、むしろ余計な糖分がないとやっていけないのかもしれない。

f:id:lubu:20181204070417j:image

あとは当時の商店の様子の再現展示とかあったんだけど、一眼レフで撮ったので後日追加で…。企画展でタカシマアイヌの絵巻物が見られたが、写真はダメ。

第二展示室では小樽の自然を紹介するコーナーが。

f:id:lubu:20181204070924j:image

f:id:lubu:20181204070959j:image

みやまちゃん。

カブトムシは元々はいなかったそうだが、本州から持ち込まれて定着したそうだ。北の大地でもたくましく生きるカブトムシ…

 

運河館隣接の売店で、小樽の名家が書かれたでかい紙を買う。売店のおじさんは小樽推しらしく、小樽の歴史を紹介するカラー刷りの冊子をくれた。意識高い地元盛り上げ系おじさんだったようだ。

 

早めに温泉行ってまったりするぜ!に若干遅れて16時ごろ宿に着く。市街地から少し離れた温泉宿なので、小樽築港からついタクシーを使ってしまった…。

バスは相変わらず一時間に一本…。

宿の送迎も一日ワンちゃん15時のみという無理ゲー。都会の人間はゼータクだ。

f:id:lubu:20181204072146j:image

ついた途端にこういうことをやる。

f:id:lubu:20181204072237j:image
f:id:lubu:20181204072246j:image
f:id:lubu:20181204072242j:image
f:id:lubu:20181204072253j:image
f:id:lubu:20181204072249j:image

一泊が思ったより安かったのでお食事をつけたら、なんかめっちゃいいの出て来た!  メニュも後で追加するけど、一泊の料金にどう見ても見合わないんだけど…豪華すぎて!

 

お風呂も大変よかったのでオススメしとく。かんぽの宿小樽なんですけど!

 

お酒飲みすぎてめっちゃ早く寝ました…

f:id:lubu:20181204072614j:image

 

 

 

 

 

 

 

北海道に行ってきます。

ゴールデンカムイのアニメの製作陣の中に、マーチャンダイジングの手練れがいるのか、ここのところグッズやコラボイベントの洪水に翻弄されている。

特にこれは思い切ったな、というのがこのAR系イベントだ。

http://goldenkamuy.visit-hokkaido.jp/sp/

 

確か発表は今年の夏頃だったと思うんだけど、6月に網走単独で衝動的に旅立った時はまだ影も形もなかった。早く言ってよ、という気分である。


とまれ。

夏休み返上でせっせと出社した恩恵をいまごろ受けることにした。遅めの夏休み、みたいな慣用句はもはや社会人には馴染み深いアレだと思うが、夏休みとか気取ったことにするには若干憚られる。立派な冬休みである。


大概、北海道に跳ぶ場合は安いエアドゥを探すことにしてるのだが、今回はまあ雪まつりとかそういう季節ではないものの、決断が若干衝動的だったので、それほどお安くはならなかった。せめて1日のフライトの中でも休めの、と見繕うと、まあ早朝便になりますよね。知ってる。


向こうで目一杯遊ぶためにはそんな労苦は辞さないが、逡巡した挙句にファーストキャビンに泊まることにした。安い便を探した意味とは。

f:id:lubu:20181203082556j:image


ファーストキャビン好きだからいいもん。

 

f:id:lubu:20181203082626j:image
ただ、お向かいが4時代のフライトだったらしく、3時ごろに目が覚めてしまった。一睡もできない、というほどきつくはないが、ぐっすり安眠、というには不満感がある。

 

でもお風呂は綺麗だし、何よりフロントから出たらすぐ空港、っての、気持ちいい…

f:id:lubu:20181203082659j:image


風呂で複数の女子が化粧に命をかけてたから、私も少しだけ頑張った。女子同士のこういう見栄の張り合いからは早々に戦線離脱したつもりでいたのだが、いざとなるといそいそと刀をおっとってしまうこの…浅ましさ。


エアポートおじさん化して写真撮ったりする。


女子の見栄の張り合いの話だと、保安検査場で前に並んでた、白人と日本人のご夫婦がいい感じにパリピっててビビる。


今回は完全にオタク旅で、まあすなわち弾丸ツアーなんだけど、6日間たっぷりあるので、ぼちぼち楽しみたい。

ジョン・バカン 三十九階段

タイトルから勝手に、セバスチアン・シャプリゾの「シンデレラの罠」みたいなサスペンスミステリっぽいものを想像していましたが、野原を転げ回ったり、変装したり、納屋を爆破したりするわりかしに愉快なやつでした。

 

暗号の書かれた黒い手帳、怯えきって転がり込んでくるひとりの男、そして自室で「床に短剣で縫いとめられる」死体…、不気味な追跡者、カーチェイス、飛行機(当時は複葉機か?)の偵察、変装。わくわく要素てんこ盛り。

書かれたのは1915年。日本では大正時代。まだアメリカで初の長編映画が公開されたとかそういう時代よ。登場人物に考古学者や貴族が出てくるんだけど、片眼鏡の似合いそうな紳士に違いない。そう思って改めて見てみると、ストーリーの書き方や展開の仕方には、ドイル的な明晰さがあると思う。ロマン的な展開の速さとめんどくさいこと言わなさ。

はじめはロンドンに飽き飽きしたアフリカ帰りのお坊ちゃんかなと思ってたハネーくんは度重なる困難に的確に対応して意外なタフガイぶりを発揮するし(もっともこのころ、植民地から帰ってきた英国人はみんなタフガイだったのかもしれないけどそのあたりはよく知らない。なにかとボーア戦争が持ち出される例のやつよ)、追ってくるドイツ人はスパイの面目を十二分に発揮する。まだ、ジェームス・ボンドもいない時代である。イアン・フレミング坊ちゃんが6歳の年。

敵に回るドイツ人というと、ついナチを思い起こしてしまうけど、1919年にはドイツ労働者党が生まれている。ヒトラーもかつてはスパイだったことを考えると、ハネーくんを追いかけた三人組のような人々の中に、ヒトラーもいたのかなあ…とか妄想してしまう。

ラストシーンの、本職スパイとハネーくんとの大勝負のシーンは、残りページをつい確認してしまう(あとこんだけしかないけど、どーすんの?!)名シーン。ハネーくんも出世したみたいだしよかったね、という結末。

途中の逃亡劇で助けてくれる人たちも印象的なキャラで、宿屋の文学青年とかどんだけいい人だよ…となるし、貴族の坊ちゃんに演説を頼まれたりとか、ほのぼのシーンもある。

 

この、ハネーくんの話はシリーズ化したらしい。大尉になった後のハネーくんがどうなったのかすごく知りたい。