服まみれになり、がらくたを様々整理する毎日では、もえを充填することもままならず、日々悶々と生きております。自ら変化を起こすことにエネルギーを吸い取られ、絞り尽くされ、とてもじゃないけどもえどころではありません。このまますると私はひからびて死んでしまうかも知れない。
と、言うわけで、やけに急く気分のまま、とりもあえず本を読んだりしました。うろうろ。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/09/12
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 224回
- この商品を含むブログ (234件) を見る
上司にお借りした本の1冊。ほかにもいろいろお借りしているので、早く読まなければならないのでした。村上春樹は食わず嫌いが「象の消滅」以来、徐々に治癒に向かって、本作はとても前向きに読めました。悲劇的で、温かくて、すこし怖くて、懐かしい、というこの全体感はなんだろう。昔住んでいた日進の山奥を思わせる。