日月星辰ブログ

Vive hodie.

そんなわけで、

 今日は実は帰り際はとてもいい気分だったのだが、なにやら考え込んでしまった。こう暑いと気持ちが変化しやすい。

 いい気分の原因でも思い出して、テンションを上げることにしようっと。

 今日、初めてすとんと諒解できたことがある。
 「パースペクティブ」という言葉である。
 今までいろいろなところで「都市のパースペクティブ」だの、「文体のパースペクティブ」だの果ては「物語のパースペクティブ」だのとやたらめったら東大教養部的な使用例しか知らなかった私は、本日やっと彼の言葉の意味を理解したのだった。
 なんだよ、視野って意味かよもっと分かりやすくいえよ馬鹿。
 と思ったのである。何がパースペクティブさ。
 ろくに辞書も調べないで分かったような気分になることを止めようと思った。

 で、ついでに自分には二点透視だの一点透視だのといった、三次元的なものの見方が欠けているから絵が苦手なんだな、ということまで分かって、とてもお得な日であったのであった。
 パースペクティブ、という新たな視点が開けてしまった。目からうろこ。いやほんとに。

 それでやたらうきうきして帰り道に付いたのだった。まるでがきである。知恵熱が出そう。