日月星辰ブログ

Vive hodie.

こうなってくると

 中島らも氏、死去。今年はそもそもの初めから訃報続きで、なにやらこのあたりで気味が悪くなってきた。偶然と言うのはあまりに重なりすぎる。いや無論唯の偶然である筈で、これが「書籍の死」への不気味な序曲であると言うわけでは断じてない! に違いないにせよ。
 単に私たちが中高生の頃、紛れもなく文壇の旗手だった方々が、お年を召され、そうなると当然、順繰りにお亡くなりになる、それだけのことだ、と自分に言い聞かせながら。

 それにしても、今月で自殺された方が二人と言うのはやはりじっと考え込んでしまうのであった。

 この気味の悪い符丁は、そもそも今年晩春の横山光輝氏から続いているようで…いや単に、私が歳をとっただけだと思いたい。