日月星辰ブログ

Vive hodie.

一日家にいる

お出かけしたいような日柄であるが、同人誌発行作業の追い込みをしている。同人などと言う趣味に手を出すと際限なく時間が溶けてゆく。

 

とはいえまだ差し迫った時間でもないため、まったりと作業を進めている。軽い読み物が10名弱分の編集、同人誌なら気楽なものだ。そう考えておいた方が私はパフォーマンスが上がる。素晴らしい本を作ろうとか、みんなの素晴らしい原稿を無駄にしないようにとか、考え出すと逆にまずい。そう言う雑念は腰に溜まって重たくなる。作業の足を引っ張ることになる。最近ようやく、そうなんじゃないかと気付き始めてきた。ザッカーバーグの言ってたことは、別にエンジニアだけの問題ではない。子供の肌着から天皇の食事まで、完璧を情で目指そうとすると、おそらく失敗する。

具体的かつ客観的な基準を守ることと、「心を込める」ことは分けて考えなくては、と思う。

ページレイアウトの作業しながら、私はどうもついつい、「手を加えれば、余計な手でもいい手である」と、本能的に考えがちな愚かさがあると思った。余計な手は余計な手である。