金曜日はどうも「いい感じで流して」という風になってしまう。
業務もだが、とりわけ自炊がそんな感じだ。手を抜きまくった挙句にビールを飲んでしまった。
作り置きがまだいっぱいあったので、食べ切ってしまおう、という腹づもりである。買い物もサボったので、ちょうどよく冷蔵庫整理に当てる。
案外、この冷蔵庫整理というのが侮れない。まだ食材が残っている状態で買い足しを行ってしまうと、古い食材が下の方に沈んでしまう可能性がある。
そうなると、そいつは人知れず潰れて腐ってしまう確率が高い。
特にその憂き目をみているのが、長ネギの皆様である。四分の1ぐらいになった時が一番危ない。それも、根元の方ではなくて、青いところと白いところの境目ぐらいが一番、あまりがちである。昔は青いところもよく枯れてたのだが、それは冷凍にして、チャーシューを茹でる時に使うといいと聞いて、白いネギを買ったらまず、青首を切り落とすのが儀式になった。ネギ首狩りだぜ。
根元の方は根元の方で、使い出がある。白髪葱やみじん切りは根元ほどうまい。となると、ちょうど中間あたりがなんとなく余ってしまうのだ。
今期はちょっと前に、マーボナスをやったあとずっと、白いネギは買っていないので、忘れられて干からびた白いネギは多分ない。
ゴボウも、買ったその日に全部きんぴらごぼうにして、ジップロックコンテナにつめておいたため、切れっ端が干からびることもない。レタスも、今回は買っていない。
キャベツ四分のいちと、お得用で買っておいたソーセージを炒めて、主菜とした。子供の作るような料理であるが、まあ、肉も野菜も取れるし… あっ、冷蔵庫の隅っこで萎れかけている小松菜を見つけてしまった。半分使お。
そうしてできたのが、以下の食膳である。