日月星辰ブログ

Vive hodie.

可処分時間

リモートワーク時には通勤分一時間なんだか得したような気持ちでいたのだが、結局1日八時間のパフォーマンスは期待されてしまうので、まあ稼げてもせいぜい一時間ぽっちではある。

 今日見つけたITメディアの記事で、「テレワークをしている人は時間に追われている人が多い」と言うアンケートを見た。

 

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2006/16/news124.html

 

 私は特に時間には追われなかったが(返ってみんな速攻でメールを返してくれるのでどっちかと言うと助かっていた)、時間の大切さみたいな意識は高まった。出社勤務になってからも、手帳にTODOを書き込み、消し込んでいく。次にやることに迷ったりする時間の節約のためである。

 ところがこれ、デメリットもあって、「今日やるべきこと」を朝設定してしまうと、割と夕方に暇になってしまう。と言うのも、予算と一緒でだいたい「何かトラブルがあると困るから」と長め長めに時間を見積もってしまう。でも、大概そんなトラブルはあまり起こらず、サクサクと思ったより仕事が片付いてしまう。片付いてしまうと暇になる。一五時すぎたあたりでぼんやりしてしまう。

 そんならおやつでも食べながらまた新しいやるべきことでも考えればいいわけだが、手帳にはくだることくだらないことの別なくすでにびっしりと見かけ上はなんか書いてあるわけで、達成感はあったりする。特に新しいオーダーもなければ、そこからやる気を出していくのはなかなか難しい…

 仕方がないので、仕事に関係する本を一時間ぐらい読んでお茶を濁しているが、どうもしっくりこない。根が貧乏性なのか。

 こう言う心の余裕は危険である。すぐTwitterとか見ちゃう。そこだけ見られてサボっていると思われるのもシャクである。成果を見て欲しい成果を。

 と言ってもまあ、「机の上を片付ける十五分」とかも手帳には書いてあるわけで… 就業中のタスクとしてはどうなのか、と言う気もする。何かいいあんはないものか、考えておこう。

 今日は打ち合わせなどもあったし、前倒しに資料なども作ってしまったのにまた時間が余った。コロナで暇なのか、業績がやばいのかはよくわからんが、とにかくなんか余裕がある。朝精一杯考えて「こんなに盛り込んじゃう〜? ふー!」とか思っていたタスクも思ったより大したことがなかったりする。そもそも気の利いたタスクを考えるのが苦手なだけかもしれない。

 とはいえ、「可処分時間たりないよね」と言うような話を、普段は反りが合わないがそれゆえに話を聞くのは面白い上司とした時に思った。寝る前に読む本を枕元につんであるが、なかなか冊数が減らない由。

 そういえば私も、手帳に「1日にしたいタスク」を書き出して見て思った。仕事の方は時間の読みを甘くしている事は先の述べた通りだが、帰宅後の自炊やら片付けやらはどっちかと言うと辛く見積もっている。何しろ帰宅してからもし十分に睡眠をとりたいのであれば(六時間は寝たい)、就寝時間は午前0時以前である必要がある。(六時半起きだから)となると、せいぜい五時間ぐらいが「可処分時間」である。

 1日五時間って、短くない?

 楽器を一時間練習したい。どーじん原稿作業も一時間以上は硬い、本を一時間読んで、ご飯は食器まで片付けると一時間はかかる とやっているとすぐ全部埋まる。

 もっとも、これは休日にも言える事で、休日に「洗濯もしたい」「掃除も」「運動は外せない」とかやっていると、すぐに二十四時間が埋まってしまう。

 アドバンテージを得たい人間がショートスリープに勤しむのもわかる気がするが、早死にしたくないのでその手は最終手段にしておく。

 

今日のご飯。

 

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