日月星辰ブログ

Vive hodie.

追い詰められると変なものに手を出す。

割と、精神的には強い方だ。

いや、周りが弱い人ばかりだっただけかもしれない。それから必要以上に使命感とか、責任感を持たないようにしてるというだけかもしれない。

シリアの武装勢力に捕まったスペイン人ジャーナリストのインタビューに、「体験を冒険小説ふうに認めて心の支えにした」(そのノートものちにテロリストに取り上げられる)という記述があったが、文字をかく、ということそのものに、ある一定の精神安定的な効果がある、という話もある。それにしては、小説家にはしばしば自殺者が多いじゃないか、と思わなくもないが、それはまた別の話なのかもしれない。

 

ご飯を制限されるのもくいしんぼうなので結構なストレスになりそうだが、個人的には時間を制限されるのが一番こたえる。現在相当追い詰められていてそろそろへこたれてきそうなのだが、プロジェクトリーダーが気を使って明るく振舞ってくれるので救いがある。そんな中、変なゲームにハマってしまった。いわゆるキャンディクラッシュ系のサードパーティー、悪くいえばイタダキ、パクリ系ゲーム。海外のやつだ。

 

原稿で修羅場を迎えると昔から妙なものにハマるくせがあり、どうも自らの仕事に真剣に向き合わない嫌いがある、と昔から思っている。今も割とその辺り変わってなくて自分でいやになる。自分が自主的に何かやる、純粋に、内的動機だけで、という日常を暮らしていれば、つまりは主体的にひび生活していれば、疲れは感じないし有意義な人生と言えるのかもしれない。純粋に独立目的的、主体活動ってなんだろう、と思ってそういえばそういうやつ、全然できてねえやと思って愕然とした。同人だってまあ、原作ありきの依存的活動には違いない。楽器を引くのも、主体的と言えるかどうかというと甚だ怪しい。

なるべく人に依存せず、健やかにいきたいと思っているときに限って、変なものに依存する。ハマる。タバコを吸ったり、酒を飲んだりして中毒になるってのはこういうことかなと思う。

 

キャンディクラッシュだけど。