日月星辰ブログ

Vive hodie.

 魔王対魔神

作ってる人はよほど董卓がきにいったようですよ…


原作にない、董卓呂布の真剣勝負、という極めて希なシーンがございました。確かにね。原作の董卓さまはあっけなすぎるものね。このシーンはたいへん動いており、それこそ董卓さまの三つ編みまで蠢いており、大変よかったでした。そうだ。董卓の怪力っぷりを描ききれなかった反省だろうこれは。

本来董卓の恐ろしさを表現するとしたら、幼い皇帝のために宦官を製造しているシーンとか、眉一つ動かさず処刑した人の肉をごりごりと食べるところとか、そもそも戦場の「眠るが如く」なシーンとかなんでしょうけど、全部自主規制コードに引っかかる! ということで、おそらくカットされちゃったんだろう。「ぎりぎりまで表現」は確かに、ちょんと跳んだ王允の首とか、思い切ったことをしていますが、そのなかで董卓の悪辣さはさすがに書ききれなかったか。
いや、この董卓は好きよ、私。声も良いし、横柄だし、皇帝の隣にどっかと腰掛けたところで図らずも萌えたし。董卓さんはなんやかんや言って皇帝を重んじていたし、理解もしていたんだろうなあ、と思って、ちょっとしんみりした。
 死ぬシーン。昇天する龍、という表現が案外正統的なものであることをこのあいだお借りした本で学びました。漢代の死者は龍にまたがって昇天するそうですから…。董卓さまなどが黄泉に赴いたら女禍がアレされてしまいそうですが…!

さて、董卓亡き後、と言えばぞくぞくとそろってくる曹操さまの綺羅星たる将星たちですよ。張遼、の前に武勇ならば楽進典韋于禁、頭脳ならば郭嘉賈ク、程イクですよ。で、満を持して20話ぐらいで…張遼かな…。張遼、二クール中に首に鎖かけてもらえるんだろうか…。

あ・郭嘉・程イク・陳宮は纏められてしまうに1票。あと賈クの見せ場シーンも1回だな。宛城とセットだな。あの話かっこいいのに…。

どちらにせよ、2クールで袁紹までいけるとは思えない! どうすんだこれ!

来週は青州兵+汎と見たね。汎胸出すかなー(そこかいな)!