日月星辰ブログ

Vive hodie.

シ巳水関

漢字が出ないのはもういまさら…

ひさしぶりにオンタイムで見ることが出来ましたが、その所為でキャストのところでビデオをとめるのができなかった!

[シ巳]水関ですよ。そして高屋敷脚本ですよ。
オリジナルの台詞が多い上にすごく分かりやすく纏まっていましたが、演出面でいろいろ不満多数。梯子にのぼった劉備の細かい演技の省略とか、そもそも牛が落ちてくる描写のやすっぽさとか、あとあれですよ、「遠目に見ては眠れるが如く」云々、っていう董卓を表現したあまりに詩的なあの一説が省略された! ええーん。

でもですよ。うしぼとぼとが再現されただけでも嬉しい! あと濃密な血しぶき描写は、アニメならではです。呂布についてはなんかもうやり過ぎですよっていうか、あれに同調するのか張遼は、とおもうとすごーく、たいそう、不安になるのですが。うん、合肥はべつに…アニメ化しなくても、いい! 自分で補完するから、いい!
 細やかに繊細に動いてくれるのであれば、合肥張遼はアニメ化するに足る美しさだと思いますが、この座組じゃうごかねえじゃん。合肥張遼は動いてなんぼです。私に10億ほどのお金があったら、合肥〜濡須の戦を思うさまアニメ化してによによ眺めることを余生として夕に死すとも可なりですが、(しかも尺はせいぜい1時間弱程度で!)それどんな野望だよ。

それはそれとして、董卓の演技は実はすごく繊細に描かれております。呂布ががきがきとぎこちなく安っぽく動くのに、董卓はなかなか繊細。どういう力の配分になっているの。呂布の血しぶきはさすがにない。あれじゃあ、爆弾じゃん。人間じゃないどころか、魚雷ガールですよ。「あててんのよ!」。