これをちまちま読んでいます。わかんない単語は読み飛ばしたり、文脈でニュアンストークです。まあ、あれだろ？ みたいなかんじで、あれあれ。
文章もさほど難しくなく、多分ヤングアダルト程度なんだろうと思います。いろいろ単語も覚えました。District Attorneyとか。ああ、検事さんってcounselorなんだとか。しかも敬称として使用可。
ゴードンの旧職はLieutenantです。アメリカの警察はやはり軍組織に準じるんだなあ。
映画をかなり見込んでいるので、理解に支障はありません。でも興味深い追加シーンもたくさんございます。
ぼっちゃまの初スキー体験とか、
スケアクロウさん逃亡日記とか、（むずかしくてほとんど解らなかったよ！）
ブライアンさんの情けない日常とか（読み違いじゃなければこの人もちょっとオカシイ）。
マローニがどんなに調べても解らないジョーカーの実態とか。
私のお気に入りの一文。レイチェルを「俺の嫁」エピソードで脅したあげくに、"I am always smiling."とかいう。その後。どんなMuted soundsが漏れたんだ。
Muted sounds were coming from his throat, and his fase was contorted, but the scars made it impossible to know whether he was laughing or crying.
本作のジョーカーの痛々しさが出ている逸品。泣く代わりにけたたましく笑う、壊れた男。
