日月星辰ブログ

Vive hodie.

ぎょへー御無沙汰しております…

おや・珍しく御無沙汰しておりますよ。11月はブログコンプリート、かと思ったのに、ぽつぽつと穴が開いています。なんか悔しいぜ。
あとで補完するのも大人げないので、ここ数日のことはここで纏めてみます。

●金曜日 Mじんこさんと一緒に、芝居見物。演し物はマキノノゾミ「MOTHER」青年座与謝野晶子&鉄幹の萌え夫婦中心に、北原白秋石川啄木佐藤春夫、平野萬里がレギュラー。2幕から大杉栄平塚らいてうあたりが出張ってくる。なかなかに女傑な菅野須賀子は幸徳秋水抜きで。あの時代の歌壇好きな人ならそれだけでうれしくなっちゃう作品でした。

第1幕で与謝野夫婦が初登場したときの、何とも言えない気むずかしそうな感じが、どんどん瓦解していくのが小気味よかった。あの可愛い伝言ゲームのながれ。あと平野くんと北原くんは仲が良すぎます。北原白秋邪宗門って、それこそいろいろな人に影響を与えまくった名作ですけど、金箔箔押しとか面白すぎる白秋。どうせわたしはなまけもの。でも鉄幹先生の「北原くんの処女詩集は、最高の装丁で出すべきである」という言葉にほろりとしました。詩人は詩人の心を知る。
あと印象に残ったシーンをつらつらと。やっぱり詩人の詩人たる矜持を感じさせるシーンがすごく良かった。こそこそフランス語を勉強して、「それにしても辞書が欲しい」とかいってる鉄幹先生とか、「これはどこにも出さない予定です」っていう反政府的な論文を先生にだけ見せる石川啄木とか。与謝野晶子は天才過ぎて、そういう場面はなかなか出ないんだけど、らいてうに巻頭言頼まれたときに大見得きる「世の中は、もっと楽しいものであるべきなのよ」のくだりはすごく良かった。泣けた。あのご夫婦のらぶりーなシーンはすべて可愛くて良い。「おい」「なんですか」っていう空気だよねー。
与謝野晶子の話し方がいかにも天才っぽくてさくさくしてて良い。言葉遣いが綺麗なんだけども、どこか良い意味で砕けてる。磊落な感じ。2幕で大杉栄が「アナーキスト同士」とかいってべたぼれなのにもすごく頷ける感じでした。あれ、演技で表現するのって難しいんだろうなあ。鉄幹先生は終始おとなしめ。でも冷静な審美家なところがちらちらと見える。可愛い。晶子がかっこよくて鉄幹が可愛いという。すごいもえる。
やっぱ白秋ええわ。あの軽佻浮薄な感じがたまらんぬ。だって天才だもん。悩み系天才の石川くん(でも詩作についてはあんまり悩まない)と好対照。
しかし与謝野晶子うらやましいなあ。文壇の頂点に君臨する女。でもってあんなおもろい家庭の主婦。これ以上ない幸福だよね。

●土曜日 髪の毛を整えに行きました。美容師さんに「髪の毛伸びる速度が人の二倍ぐらいですよ」とびっくりされました。自覚なかったんだけど、そう言うことらしい。これからはマメに美容院行かないと…やっぱり一ヶ月に一度ぐらいは見て貰った方がいい気がする。
 その後、飲み会。大学のサークルの後輩たちと飲んだのですが、結局萌えトークに終始。うーん、蒼天航路貸すお約束をしてしまいましたが、俺にとってのバイブルなので、ちゃんと返してね。
 変わりに忍たまを借りてきた。
 その後、一人でスコッチウイスキーの専門店。だって飲み足りなかったんだよ。…美味しいお酒が飲みたかったんだよ。…こんなに酒に飢えているのも珍しい。でも初めにラム・マイヤーズを頼むというKY。その後「おすすめは?」と聞いてすごく薫り高い、1989年ものだからまあ20年ものをストレートでいただく。すごく薫り高かった。銘柄は…なんだったけな…。メモしとかないとな。
 結局3杯飲んで、ていうかメニューないってどういうこと!? でもまあふつーのお値段でした。よかったよかった。
 でぶったおれるように寝たのだが、起きてもなんか自分がウイスキー臭いの…。

●日曜日 そんなこんなで二日酔い。しかも並の二日酔いじゃないよ。頭は痛くないんだけどふらふらする。凄惨。でも舌は荒れてなかったし、お水とお茶を飲んでポップコーン食べた。プリキュアみて、ムカーディアさんの変身体の触角にぼんやり、「アホ毛…」と思って、また寝る。やっぱりギリンマくんがいちばんだね。イケメンちゃんもああも禍々しくなってしまっては。でも、今回の「あんなにたくさん、出会っていたのに…」みたいな台詞はきらっと光ってた。ムカーディアさんはやっぱりもえキャラだね。つか、深酒のしすぎで前半見逃して、またブンビーさん見逃したんですよ私は。えーん。

 全体評価:早くも遊びすぎです。気をつけましょう。ワークアウトに支障がでてしまう…土日はなんとか走れました。こないだからまた距離を増やして、5キロに。でもコースが定まっていません。うーんどう走ったら上手いこと飽きずに5キロ走れるかしら…。