日月星辰ブログ

Vive hodie.

確かに…!

名古屋ルール―名古屋ええよ!ライフを楽しむための49のルール

名古屋ルール―名古屋ええよ!ライフを楽しむための49のルール

 郷土愛を噛み締めてしまった…!

 前に、大学で方言学の授業を受けた際に、「あいじょう」は「えぁーじょう」と発音するか否か、と言われて言葉に詰まった覚えがある。そんな発音してるひとみたことも聞いたこともねえ! この本を読んで「名古屋人はみゃーみゃー言わない」と書いてあって心底安心した。そうだよ! いわねえよ!
 かえってヘタリア。のあのポーランドのしゃべり方、作者が言うとおり「名古屋の高校生しゃべり」。あれはリアルだ。アクセントは標準より一音節後ろで!
 あと意外とななちゃんにんぎょうの認知度が他都道府県では低いとか、当たり前のところでうんうん納得。
 また愛憎が渦巻いているというのも非常に頷ける。「名古屋→だっせえ」と一番思いこんでいるのは実は名古屋人その人であるのだよ。坊や。
 またオタク文化の意外な発展具合とか、ごったにめいた良い意味で下品な町並みとか(もうテーマパークみたい!)、ああまた帰ってみたくなった名古屋。ちなみに名古屋、リサイクルが小うるさいほか意外な所では同和問題の改善教育も盛んで、小学校の時に教育ビデオを見せられたぐらいです。内容は、被差別部落の少年と、普通の少女の恋物語。少女の母親がものすごく旧態な人で、少年を差別し、女の子に「そんな子とはつきあっちゃだめ」と言われ、二人の恋は破れるのか? どうなのか!? という筋で、ほら差別というのはこんな不幸を生むんだよやめようね、というテーマのものでした。泣けた。東京の人に聞いてもそんなの知らんというので、東京はそういうのもう残ってないんだ、いいことだ、と思ったのですが、京都などではどうなのだろう。京都、大阪ではまだ社会問題として残っている、と風の噂に聞いたことがあるのですが、どうなのですか。大阪京都の人もああいうの見るのかしら。
 あーあと、私もみやちゆきおとびほうどうファミリーは凄く存じ上げています(日本語が変だ)。びほうどうの息子さんそうか成長したのかー。