日月星辰ブログ

Vive hodie.

読了本

 『競売ナンバー49の叫び』…むずかしおもしろい。エディパさんには親近感を覚えます。併録の「生かすも殺すもウィーンでは」は、ヤバいねたでしたが、鮮烈でよろしかったでした。
 『蒼天航路』30…じゅんゆー! 治世に軍師はいらんとばかり…相次ぐ軍師の死に涙。何晏にこんな具体的イメージを付けていただいたのも嬉しい。東洋哲学専修でのくせに、何晏なんてほとんど興味なかったのになあ。そして合肥がもう収録されていて、この早さはジャンプコミックスにも見習ってほしいと思いました。「り、遼来来…」。
 『エレキング』1,2…おいさんかわいすぎ。猫氏は案外好色と見る。赤さんもすきだー。たまーに「チョットいい話」が挟まるあたり、モーニング伊達を感じた。1巻ベストはおいさんと主婦の駆け引きのあれ、2巻ベストは息子からの掛け布団にうまるやつとコタツで呆けてる41歳学生のナイス表情で。…って同じ構図が延々続くのがすきなのか、私は。
 『中国文学 読書の快楽』…井波律子氏のエッセイ本。中国文学に対するあついラブを感じる。書き下ろしの「天一閣」の話には図らずももえました。私設図書館。
 『秘本三国志』は4巻まで読みました。烏丸族掃討、張遼さん好きとしては切ない解釈で…。