早死にした作家について考えていた。
というのも、ツイッターで文豪ビンゴとかいうものが回ってきて、開高が入っていて大江が入ってなかったからである。
ビンゴ製作者的には、「大江は生きてるから文豪じゃない、ということなのかもしれない。じゃー、文豪というのは戒名の一種か。
確かに、戒名というのは生前どんな半端な人間でも、お金を払うと割に素敵なのをつけてもらえるらしい。殉職軍人は階級特進する。なら物書きは作家に、作家は文豪に出世してもおかしくはないか。
開高健は60で亡くなった。同世代のなかでは割に早く亡くなった方ではないかと思う。鬱で死にそうになったとか、そういうことをちょくちょく書いているけど、死因は胃がんだということだ。
やっぱ、若い頃に戦場などに言って、極度の緊張を強いられたりすると寿命が縮むんだろうか。いや、サントリーの広告マンでもあり、お酒もタバコも大好きという生活習慣が原因だろうか、など色々考えたけど、まあ人のことだから下衆の勘ぐりである。やめよう。
そういえば手塚治虫も60で亡くなっていたな、手塚の場合はぜったい働きすぎだ、死因は同じく胃がんと聞いている。手塚のお酒やタバコの習慣がどうだったのかは知らないが、、無茶苦茶な働き方については様々な本で読んだ。
お酒とタバコも、働きすぎも体に悪いんだな…と思った。
長時間身体を縦にしてるだけで、なんとなく疲れて来る。できれば寝転んで仕事できればいいのにと思う。背筋のあたりがしんどくなってきて、足がむくむ。頭がフラフラして来る。人間は縦にして生きていけるように開発されたどうぶつには違いないが、やはりまだ、縦になっていささか日が浅い。最適化されてるかというと、そうでもなさげである。四つん這いの方が多分、循環器的には楽だ。もっというと、蛇のように寝転んだ方が楽だ。
お酒を飲んでもあやっぱり足がむくんで、頭がクラクラして来る。お酒についても嗜むようになって日が浅い。まだ最適化まではいってないようだ。
このまま縦へ最適化するか。
あるいは蛇のように寝転ぶ道を選ぶか。
酒を飲むか、飲まないか。
アダムとなるか、蛇となるか。
中間をとって、りんごという道もある。