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日月星辰ブログ

Vive hodie.

平凡なものを愛して何が悪いか

近頃断捨離に興味がある、とは先日書いたとおりですが、ちょっと私としては賛同できない方向性としては、「数を少なくする代わりに、やたらにイイ物を持つ」系の哲学です。

どんなマシン・メイドの安物でも、つるしのお洋服でも、私にとっての物語なら山ほどついているものは、安物だろうがなんだろうが宝物です。

 

ナントカカントカのお高い靴、とか、どこそこのランプ、みたいなのに囲まれてえへえへするのは、客観的にはわかりやすく、メディア化しやすかろうとは思いますが、正直まだ他人目線な気がしますよ。

 

私の宝物は他愛のないものばかりです。おばが作ってくれた、しじみの殻でつくった木目込のお雛様。おばあちゃんが編んでくれた、ちょっと小さな毛糸の靴下。東京で初めて買った揃いのジャケット。入学式で来たスーツ。

ちょっと高かったし結構迷って買ったものでも、そのものにひっついている物語が他人ごとの場合、あまり愛をかけられないような気がするし、100円ショップのタッパーでも、こびりついた物語が自分のことでありさえすれば、それはかけがえのない宝物になるのだとおもう。

他人にとっちゃ「なんで大切か?」わからないんだろうなー。でも、そういうものが「わたしの世界」じゃないか?