ずいぶんとお寂しいことに…。でも、土壇場で良い本に出会えたから、良いわ。
9月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1580ページ
二人のガスコン〈上〉
随分時間がかかってしまいました。シラノもダルタニャンもかっこいい！ 詩人・無頼と勤め人のそれぞれの立場で煩悶する二人のガスコン。上巻ではまだ、陰謀の端っこが語られるのみ。続きが愉しみすぎる。
読了日：09月27日 著者：佐藤 賢一
巷説百物語 (怪BOOKS)
しまった先に「覗き小平次」読んじゃってた。ミステリ。ミステリだね。考え物だね。併読はやっぱり一連のシリーズと「耳袋」とかか。あと「必殺仕事人」とか。
読了日：09月16日 著者：京極 夏彦
覘き小平次 (角川文庫)
正直なところ。どこがホラーやねん、と。京極夏彦は文章とか描写が明晰すぎて、怖くないのよねえ…。明晰な語り口、きちんと謎を解決するところ、綾のように織り巡らせた巧みな構成はやはりこの作者ならでは。しかしのう…巧みすぎるミステリは怖くない、ということで。こへいじのかいだんってもっとこう…。 は が ゆ い 。
読了日：09月10日 著者：京極 夏彦
中国古代書簡集 (講談社学術文庫)
先週読み終わりました。これから史書に入っていくひとには良い道しるブックになりそう。あーあと、人の手紙を覗き見るのは楽しいけど、ぜったいこれ、ナマ原じゃねえ！ って感じがします。解説にもあったけど、絶対後世の手が入っているね。
読了日：09月10日 著者：佐藤 武敏
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