日月星辰ブログ

Vive hodie.

LAレポートお久しぶり。

(前回までのあらすじ)IMAXシアターでダークナイトを見ようと郊外型ショッピングモールまできたlubu一行。しかし上映は深夜一回だけと言われ…


まあそういうことなら、仕方ないよな…
レタスいっぱいのシーザーサラダとパンの昼食を取り敢えずすませます。お友達は豪華なハンバーガーを頼んでいたのに。まるでベジタリアン


とはいえ、仕方ない仕方ないと言っていても仕方ないので、ショッピングモールで少々買い物をした後、おちかくのビバリー・ヒルズまで散歩。


スパンコールまみれのブティック。


京都の長屋を思わせるエントランスの…レストラン?


あこがれるー。高級ホテル。


かっこええ…! こんな建物がひょいとあるんだぜ?

こんな感じで2時間ほど、ただぶらぶら歩いて時間をつぶします。今思えば、ビバリーヒルズはぜんぜん怖くなかった。
でも、慣れない旅先と言うことで日没前にショッピングモールに戻ります。たどり着いた頃に丁度日が沈んだ。


戻ってきたぜAMC。


まあ何はともあれ飯と…


酒。

このモールは本当になんでもそろっていて、ここの店員のおにいちゃんはものすごくフレンドリーかつ親切でかっこよく、またチップをはずんでしまったわしら。


これだよこれ! あんたのためにおれはここまで…!


もちろんポスター撮影も忘れてはいません。

もうねー。IMAX最高でしたよ! 冒頭の空からビルを望むシーンからしてもう、恐るべき迫力でした。ビルとビルの間をロープでツタってわたっていくジョーカー一味とか、街角にたたずむジョーカーとか、「まるで映画の中に入ったような」などという陳腐な誇張表現がまさに体感できました。
 香港のスカイダイビングシーンとか疾走するバットポッドとかくるんと一回転するトレーラーとかもう…! なるほど! このためのIMAXか!

 いや、画面がでかいのはさることながら、画素数からして多分違います。こりゃ大ヒット跳ばさないとペイできねえよ…! とかなまぐさいことを考えてしまいました。思わず。でも見る価値ある。IMAXで見る価値、あるある。日本でも見れるようにすべき。
 あと音響。…めちゃくちゃ音響が良かった。度重なる爆発シーンでびりびり椅子が震えます。うおー!

 観客の盛り上がり度ですが、日本と違うと聞いてはいたけど、映画の内容が内容なので、おおむね静かでした。レイチェルとデントがキスするシーンでなにやら悲しげな溜息が漏れたり、リースくんが出てくると失笑が漏れたり(ああいうチキンで狡い野郎はからかいの対象になるのですね)。あとジョーカーさんのジョークが通じていました。「YOU.COMPLETE.ME.」はどうもジョークみたいです。主に男子が笑っていました。あれです、「A man like me」みたいなジョークです。でもジョークでありながらlaugh あるいはcryで言うせりふがあれ、というのが切なすぎて良い…。

 ラスト後、観客が黙って席を立ってゆく、という感じは日本と同じでした。なんか、すごいもん見せられて言葉もなく帰る感じだな。

 ああ、良いもの見た。ほんとに。来て良かった。