日月星辰ブログ

Vive hodie.

この世に正義がある限り この世に悪ははびこらない

私は「悪のニヒリズム」が大好きな人間ですが、その実妄念的に「正義は勝つ」を信じ込んでいます。
人間は誰だって「正義が勝つ」が好きだそうですが、私は際だってそうかも知れません。
え・嘘? と思った貴方。それはフィクショナルな「悪」というのが生ぬるいケースが多いからです。人間的だったり、単純に心弱かったり、なんか可愛いところがあったり。
このあたりの刷り込みは多分「タイムボカン」あたりから脈々とつづいているのだろうなあと思います。同時に悪がしょぼしょぼとやられるのを見てるのも大好きです。やられ方がタイムボカン的に、服がびりびりになる程度とか、髪の毛がアフロになる程度とか大好きです。
どんなにシビアな作品でも、やっぱり最後に悪が懲らしめられているとほっとするのでした。ただ、悪を徹底的に亡びさせるのはやっぱり…な……。せいぜい、上の「はびこらない」程度につみ取ってやるぐらいで良いじゃないですか。あと、子供向け程度の悪役に酷いコトするのもやめたげてください。彼らのどこがわるいのさ、と言いたくなります。

まあ、あからさまにこいつ悪いじゃん、っていうやつの中にも、「でもこいつだって人間らしいじゃないか」というふうに思ってしまいます。まあそれが人の心に備わっている、人権の尊重とかそんな価値観なんだろうなと思います。

というわけでタイムボカンは最高という話でした。あー、プリキュア5にタイムボカンの遺伝子が組み込まれていて本当によかった…。
(未だ言っています)