日月星辰ブログ

Vive hodie.

今年は働け! うごけ!

を指針に、1月頑張って参りましたが、ココにいたってちょっと喉が痛いです。昨日どうやらお風呂上がりに、本をもってベッドに潜り込んで、…その後覚えていないのが行けなかったのでしょうか。最近エアコンをつけないというちょっとしたブームが到来しておりましたが、風邪気味なので今日はつけています。

土日は土曜日、昼まで寝ていたことを除けばおおむね良い働きをしたと思います。土曜日、午前中ごろごろしたあと、おもむろに腰を上げて地元のハンズに行き、突っ張り棒やらなにやらを買い込んできました。本当は無印にもよってきて、棚だのなんだのを買い込みたかったんですが、結構お金がかかったので心が折れました。下駄箱の靴を重ねて収納して、あら2倍の収納力! というアイテムがあり、それを3セットほど買って収納したところ、場所がなくて捨てた夏用の傷んだサンダルとかが急に恋しくなるほど収納スペースが新たに産まれました。まあ、いいです。この機会に買い換えるさ。
また竈神と随分長いこと仲違いをしていた(※ようするに、台所を汚いままにしていたのみならず、長いことつかってすらいなかった)ので、これは心身共に良くないだろうと、そもそも厄年のくせに良い度胸だと、思いましたので、台所周りの掃除をしました。キッチンワゴン・流し台が綺麗になりました。調子に乗って自炊もしました。すごく幸せな気持ちになりました。その代わりと言っては何ですが、軽くふるえが来るほどの疲労と、もう手をうごかせまいと言うぐらいの精神的な打撃を受けました。相当竈神はお怒りのようでした。すみません。その後ですよ、風邪気味っぽくなったの。自分は明らかに神道の民だと痛感しました。

京都のおみやげとか写真とかを整理していたら、いつ撮ったんだと思われる最終日・深夜の写真が数葉、出てきました。しかも飲み会したみんなを撮ればいいのに、変な電光掲示板やら、バスの中の風景やら、ホームエスカレーターやら…。よほど酔っぱらっていたものと見えます。再三再四ごめんなさい。思いの外写真をたくさん撮っていたので、ブログに上げるために編集するのも結構たいへんそうです。が。この酔っぱらい写真の1枚ぐらいは、自戒として載せておくべきだと思いました。ごめんなさい。さっきからあやまってばっかりだな。駄目なオトナ。

さらに日曜日は茅ヶ崎に行って参りました。茅ヶ崎行ってきたぜー(なつかしい)。なぜ茅ヶ崎か。こないだの旅行で開高健熱がにわかに高まったため、この思いつきが消えないうちにと、お宅訪問です。そう、あそこには開高健記念館があるのです。

開高健記念館

茅ヶ崎の海岸にほど近い、歩いて烏帽子岩を見に行ける、大変良い場所に立っています。が風邪気味の身体にバス停から600メートルは辛かった。なぜ行くか。そこに山があるからだ。開高先生のマッチョをまねたってしょうがない。

どうも私は書いた文章を見て好きになるタイプは、結構男らしい、マッチョ追求型が多い気がします。ところが見た感じとかあった感じで好きになるタイプはどちらかというと神経の細いのを全面に押し出しがちの草食系が多い気がします。多分、前者のタイプと実際にあってしまうと、何を話せばいいのか辟易してしまってコミュニケーションにならないからじゃないかなと思いますが、実際に前者タイプにお会いしたことがないので何とも。
でも本当に実際にお会いしたら、向こうは懐の広いオトナなんだから、そんなに緊張しなくてもよさそうな気がしますけども。朝日文庫の「モンゴル大紀行」の解説を読んで泣きそうになった。開高ウブーって…。モンゴルの人暖かすぎ。ていうか、草原の民を魅了する開高先生…。

この本読んでいろいろ解ったことで大事なこと。
●遊牧の馬に去勢は必須(種馬残してあとは全部去勢しちゃわないと、危ないらしいです。馬は猛獣だから)
●日本人はそれを近代まで知らなかったらしいよ

そ、そうなのー!? という驚き。司馬遼太郎開高健の対談より。これには匈奴についても触れられています。なんかね、また一つ頭の中の前提がひっくり返った…。

こないだ、蒼天航路についてお友達といろいろオハナシしたときに「黒捷は男か女か」という題目が上がっておりましたが、ここは「去勢した雄」という方向もありでは。ないか。

それから最近にわかに手嶋龍一ブーム。いや、911のニュースの時にやけに明晰な解説をしてくれたあの方が書く小説ですよ。読まないと。