日月星辰ブログ

Vive hodie.

ひきつづき

「人斬り以蔵」所収作品をよみつつ…。きょうはお休み…。
ほぼ一日中寝てました。うーん今頃少し持ち直した…。

「割って、城を」これはもしや「へうげもの」の主人公の老後の話しではないか! もうなんというか、あの若々しい古田織部が頭にちらつきました。よ。まんがって怖いね。一枚の絵でものすごい説得力があるからね。
かといってやはり司馬遼太郎は凄かった。これはこれで素敵織部でした。てか、へうげものの織部なら、最後の方ももっとこう、…まんが的ミラクルで乗り切りそうだ。

読みながら小説と漫画の違いについて、もうろうとした頭で考えた。
司馬遼太郎の書いたいろんな歴史人物が、今の歴史漫画群にきっとすくなからず影響を与えているだろうな。
●司馬新選組の前と後で、沖田の人物像ががらりと変わったというのとか。(手塚治虫の沖田は、かなりぶさかっこいい)
●それにしても漫画の表現力って凄いな。一枚の絵が醸し出すパワーは、敬愛から劣情まであらゆるものを引き起こすな。
●でも小説のふとした2,3行が、それ以上の破壊力をもたらすこともあるな。
●やっぱりどちらもすごい。