日月星辰ブログ

Vive hodie.

本の山は

4100円になりました。
150冊ぐらいを持ち込んで、売れたのは100冊でした。古本だろうが、焼け本だろうが容赦なく持って行ったのがだめだったらしいけど、思わぬ臨時収入にほくほく。思い切った判断が功を奏したと思う。
主にあれしたのは、Jミステリと昔言われていた類とか、海外のあまりおもしろくなかったミステリとかそのあたり。ミステリが多いのは学生時代の名残。躊躇なく決別。

勤めているところなどにいると、古本の価値に対して鈍感になる。元原稿さえ残っていれば、良い本はきっと再販される。というか、そうじゃないと我々はおまんまのくいあげ。ファンがみんな、後生大事に昔の本を取っておいていたら、既存原稿の価値はどんどん下がってしまう。本当にその作家が好きで、その作家のなにかの力になってあげたいのなら、昔の本はばんばん捨てるか売るか図書館に寄付するかして、新版をじゃんじゃん買うと良い。と思った。
あでも、そりゃ地球に厳しいな。
 
どうせ新刊で買う情熱がない読者はリピーターにはなってくれないんだからサ。逆に、出会いが古本でも、気に入ったらきっと新刊を買ってくれるに違いなし。