日月星辰ブログ

Vive hodie.

ザ・ブックマウンテン

こうして文字のコミュニケーションの主体がネットに移行しても、本と言うのはなかなか廃れない。その訳が、敢えて目を背けていた書籍の山と格闘している最中、卒然とひらめいた。
思うにこいつらは、痛々しいほどに実体である。重い。質量的におもいだけでなく、存在感が重厚なのである。ネットワーク上を飛び交う情報がジョウホウジョウホウと囀りながらこせこせ走り回っているのとは根本で違う。
この存在感。この圧倒感。見ているだけでクラクラする。
…って、あまりのかたつかなさにめまいを催したのではなく。