日月星辰ブログ

Vive hodie.

宮城谷『三国志』

三国志 第一巻

三国志 第一巻

 楊震がー!! (従来の三国志にあるまじき叫び) そしてちょこっとだけ出てきた「雁門郡」の名前にときめいた。これは聶壱が出てきてもおかしくない…! これが所謂演義本編の時代スパンに突入したら、どうなっちゃうんだろう、というぐらい従来の視点と違う感じがします。とりあえず武人がたくさん出てきて丁々発止! というのはなんだか押さえられつつ、みんなのバックボーンとか、お爺さんとか、お父さんとかが分かったりして、むしろ悶えたりするのだろうか。夢見すぎだろうか。

 図らずも来歴の上疏のあたりでは普通にごんた氏っぽい絵で想像してしまいました。良い感じで毒されているなあ。
 人はばたばた死ぬけど、不思議にキャラクタも立っています。楊震の時は本気で歯噛みした。