日月星辰ブログ

Vive hodie.

京都まとめ

 ガイドブックに載っていたり載っていなかったりするおしゃれで高いお店屋さん(三条通りはマジステキゾーンでしたぞ…)をいろいろ回って悟ったこととして、京都はやっぱり首都たる威厳を持っていらっしゃるなあと。青山通り歩いた時もあれほど感動しませんでした。さすがはお寺さんと重文と共存する街。1000年の重みは違いますな。鎌倉にも似た感じを抱きますが、東京は現役の首都で、良いものと同時にくさいものもいくらでも流れ込んでくるのでごった煮的な味のまずさはいかんともし難いような。
 京都で悟ったこととしては、やはり「一生懸命カッコつけながらもそれを隠す」がいかにカッコよいかというところですか。イノダコーヒ本店にさりげなく買われていたカナリヤやコザクラインコ! これ東京でやったら間違いなく「店の看板!」になるでしょうな。また古い町屋に当然のようにディスプレイされたおしゃれ服いろいろ。服は少々和風に偏っている感は否めませんが、普通の服売り場もあったよ。
 そして一番お気に入ったのは古着屋さん。着物の。大正期の着物はみんな背がちっちゃくて、150センチそこそこの私には誂えたようにピッタリなのですが、何でも無い着物でも、可愛いのな! 半分ぐらいディスプレイにだまされてるかも! ていうぐらい物欲を誘う並べ方も憎らしく…! アー最高京都。
 というわけで上洛はいつでも楽し。かと言って自分、京都人になる自信はありませぬ…。あんなおしゃれスポットでぐだらぐだらしていたら浮くだろうな…。